Audi「TT Ultra Quattro Concept」、うーんと軽いことは良い事

スポーツカーは軽ければ軽いほど良い。これは明白な事実だ。

アウディから「TT Ultra Quattro Concept」というコンセプトカーが発表になっている。名前の通り軽さを追求したモデルだが、どのような用途を想定したものか少し謎めいている。個人的にはサーキット走行を目指したモデルではないかと思うのだが・・・。
↑ 「TT Ultra Quattro Concept」のフロント周り、外装の黒い部分はカーボンだと思われる、それほどアグレッシブではないが凄みを感じさせる、画像はネット上から拝借


ベースとなっているTTSからは299kgも軽量化されて1111kgに仕上がっている。その軽量化は次のような内容だ。

○フレーム関係(43kg軽量化)
センタートンネル、ピラー、ルーフ、リアエンド等がカーボン製。
フロアとヒンジはマグネシウム製!?。

○ボディー関係(57kg軽量化)
バンパー、ボンネット、サイドシル、ルーフ、テールゲートがカーボン製

○パーツ関係
アルミ製ブレーキキャリパー、カーボンセラミックのブレーキ、バックミラーの代わりにカメラ、シングルのチタンエキゾースト。
アルミとカーボンを組み合わせた!?アルミホイールだけでも20kgの軽量化となる。
エンジンもあらゆる部分を軽量化して25kgの軽量化。
サスペンションのスプリングがグラスファイバー製?!

○室内
シートはグラスファイバー製、これで22kg軽くなっている。

↑ 「TT Ultra Quattro Concept」のリア周り、シングル出しのマフラーや控えめなウィング、それに丸みを帯びたバンパーのカーボン部分が良い感じだ、ルーフもカーボン、画像はネット上から拝借


こうした変更により車重は前述の通り1111kgとなる。エンジンは2.0L4気筒ターボで若干のチューニングが施されて38馬力大きい306馬力を発生する。パワーウェイトレシオは3.63kg/PSと非常に良好な数値だ。この結果0-100km/hが4.2秒、トップスピードは280km/hとなっている。

↑ 「TT Ultra Quattro Concept」の室内、後席部分にロールケージが見える、何点式だろうか?、シートがフルバケットになり2シーターだと思われる、ステアリングはノーマルより小さく見える、それ以外はベースとなったTTSとそれほど変わらないように見える、画像はネット上から拝借


この車の特徴な部分はロールケージが入っているところだ。ひょっとしたらポルシェ911GT3RSのような車を目指しているのかもしれない。あらゆる部分に手が入り可能な限りカーボン等の軽量な素材を使って贅沢に仕上げられた珠玉の1台である(我ながら古い言い回しだ)。
いったい価格がどの程度になるのかは不明だが、かなり高価になるのは避けられないだろう。
こんな車をサーキット専用車として所有してみたいものだ。

今日はこのへんで

では



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