メルセデス 「コンセプト GLA45 AMG」、A45AMGシリーズ展開の完成か?

LAモーターショーにおいて「コンセプト GLA45 AMG」がメルセデスから発表された。
この展開はAクラスプラットフォームを利用した車種としてAクラス・CLAクラス・そしてGLAクラスのノーマルモデルが展開済だ(GLAクラスは発売自体がまだだが)。これに加えてそれぞれのスープアップ版のAMGモデルがラインアップされてきて最後のモデルが「コンセプト GLA45 AMG」となる。

GLA自体もまだ発売されていない時点で前回のEdition1に続いて矢継ぎ早にバリエーションを拡張し発表している。GLA自体の発売は2014年3月の予定となっていて比較的近い将来なのだが、今までの例から言えばノーマルモデル投入から間髪開けずにAMGモデルが投入されるはずだ。そして本国投入から日本への展開もかなり早いタイミングで行われるはずだ。

「コンセプト GLA45 AMG」の成り立ちは、他の「A45 AMG」や「CLA45 AMG」と同じ構成をとっている。同じパッケージングで3種の異なるジャンルの車をリリースするわけだが、「A45 AMG」はハッチバック、「CLA45 AMG」は曲がりなりにも4ドアセダン、そして今回の「コンセプト GLA45 AMG」がクロスオーバーとなる訳だ。戦略とすれば非常に手堅い戦略であり、あらゆる走り好きな顧客を取り込もうとしているのが分る。

個人的には今回の「コンセプト GLA45 AMG」は非常に興味がある。元々クロスオーバーというか4WDは好きだし、それもコンパクトな車が大好きだ。その中でも持て余さないサイズのGLAをベースとして強力なパワートレーンやブレーキを装備した「コンセプト GLA45 AMG」はかなり魅力的に映る。価格面でも日本で発表済の「A45 AMG」を見ればそれほど高価ではないと思う、おおよそ700万円では収まるのではないだろうか? 絶対値としては高いのは高いのだが内容を考えるとバーゲン価格だろう。AクラスプラットフォームのAMGシリーズは2.0Lから360psを絞り出すエンジンのチューニング度を考えてると、かなりスペシャルな車であることは間違いない。


↑ メルセデス「コンセプト GLA45 AMG」のフロント画像、全体は今までのA45 AMGに準じた仕上げを踏襲する手慣れたものだ、アグレッシブなエアロパーツが付くがフロントで目立つのは大きな開口部だろう、非常に効きそうなリップだ、画像はネット上から拝借




↑ メルセデス「コンセプト GLA45 AMG」のサイド画像、 横から見ると一番目立つのは赤い巨大なキャリパー、いかにも効きそうなブレーキシステムだ、しかしフロントに比較してリアが小さくぷあーな感じがするのは否めない、装着するタイヤホイールは255/35R21、画像はネット上から拝借



↑ メルセデス「コンセプト GLA45 AMG」のリア画像、 ハッチバック上部に装備されたウィングがかなりアグレッシブで本格的な形状、同様にバンパー下部のデフューザーについてもいかにも効きそうな形状で気分を高揚させるものがある、この個体はデカールで仕立てられているので派手だが車体色をブラックを選択するとこういったエアロ類が埋没していかにもという感じが薄くなり普段乗りに使用しても恥ずかしくないだろう、画像はネット上から拝借



↑ メルセデス「コンセプト GLA45 AMG」のフロントブレーキ画像、 21インチホイールに対してかなり大きな対向キャリパーを装備する、このAMGシリーズで共通の装備だ、ドリルドディスクとクロスオーバーとの組み合わせが良い感じ、いかにみ高性能な雰囲気を醸し出す、画像はネット上から拝借



↑ メルセデス「コンセプト GLA45 AMG」のリアハッチ画像、 翼端板が付いた形状のハッチバック上部のウィングスポイラー、素材はカーボンだと思うがこれで高速域のダウンフォースを生むのだろう、これだけ高性能だと必要な装備だが自制心が必要な車、画像はネット上から拝借



↑ メルセデス「コンセプト GLA45 AMG」のデフューザー画像、縦のフィンはかなり深い、しかし奥の方までカバーしている訳ではなくマフラーの出口あたりのみのカバーだ、こういった装備は実際に効くことを体感したことは無いが200キロを超えるような速度域では必要な装備だと思う、ドイツ本国ではアウトバーンで実践できるが日本では宝の持ち腐れ、しかし見てくれは良いのでそれはそれで納得かもしれない、画像はネット上から拝借




Aシリーズでも3作目のAMGなので手慣れた手法で作り上げている。かなりジャンルの異なる展開だが(ハッチバック/セダン/クロスオーバー)、見事にそれぞれが魅力的な仕立てになっているのはさすがだ。個人的にはハッチバックとセダンボディーはあまり魅力的に映らなかったが、このクロスオーバーボディーはかんり魅力的に映る。こうした顧客を取りこぼさず惹きつけるところが現在のメルセデスのマーケティングのうまさだろう。日本にやって来る際の価格が気になる。



今日はこのへんで


では




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