新型「AMG C63 クーペ」がフランクフルトでワールドプレミア、2種類のパワートレイン

2015/08/24
最近のAMGと言えば世の中の流れのパワートレインのダウンサイジングに余念がない。AMG C63のシリーズはある意味完成された車ではあるが時代の流れに合わせて変わっていくという事なのだ。
そんなメルセデスのCクラスにおけるホットモデルの本命である新型「AMG C63 クーペ」がフランクフルトショーでワールドプレミアされる。
新型「AMG C63 クーペ」のリア画像
↑ 新型「AMG C63 クーペ」のリア画像、非常にきれいなラインを描くルーフ、トランクリッド辺りはSクラスと同じ造形、前後フェンダーの張り出しはかなりのモノだがあくまでもエレガントな雰囲気、画像はメーカーサイトより拝借


新型「AMG C63 クーペ」のパワートレインは2種

実は新型「AMG C63 クーペ」のパワートレインは2種ある。排気量は同一だがチューニングが異なるようだ。モデル名としては標準モデルが「Mercedes-AMG C 63 クーペ」、ハイパワーな方が「Mercedes-AMG C 63 S クーペ」となっている。これは「AMG GT」と同じ構成とネーミングだ。
パワートレインについてはC63セダンとワゴンに積まれているエンジンと同一である。


新型「AMG C63 クーペ」のスペック

新型「AMG C63 クーペ」のスペックを簡単に書いておこう。なお数値は標準モデル/ハイパワーモデルの順に記述している。

エンジン:3,982cc V8biturbo(共通)、ドライサンプ
最高出力:476hp(標準モデル)、510hp/5,500rpm~6,250rpm(ハイパワーモデル)
最大トルク:650Nm(標準モデル)、700Nm/1,750rpm~4,500rpm(ハイパワーモデル)
ミッション:AMG SPEEDSHIFT MCT 7-speed
サスペンション:前4リンク、後マルチリンク、セダンとは異なったチューニングが施されている
タイヤホイール:[標準モデル]前255/40R18(9.0J)、後285/35R18(10.5J)、[ハイパワーモデル]前255/35R19(9.0J)、後285/30R19(10.5J)
駆動系:[標準モデル]機械式LSD、[ハイパワーモデル]電子式LSD
制御:
 AMG DYNAMIC SELECT(4種)
 AMG RIDE CONTROL
 ESP(ON/SPORT/OFF)
 dynamic engine mounts(ハイパワーモデル)
車両重量:1,710kg(DIN、標準モデル)、1725kg(ハイパワーモデル、DIN)
燃費:11.24~11.63km/L(NEDC combined)
0-100km/h加速:4.0秒(標準モデル)、3.9秒(ハイパワーモデル)
最高速度:290km/h(250km/hでリミッター作動)


新型「AMG C63 クーペ」の画像

ではさっそく新型「AMG C63 クーペ」の画像を見てみよう。
↑ 新型「AMG C63 クーペ」のフロント画像、グリルはいつものメルセデスだがバンパー下の開口部が大きく高度なチューニングを物語る造形、前後のフェンダーはオーバーフェンダーとなっていて前64mm後66mm拡幅されている、アライメントのチューニングも専用となる、画像はメーカーサイトより拝借

新型「AMG C63 クーペ」のフロント上からの画像
↑ 新型「AMG C63 クーペ」のフロント上からの画像、ロングノーズが良く分かるショット、ボンネットはアルミ製、ルーフは情報が無いがカーボンせいだろうか、画像はメーカーサイトより拝借

↑ 新型「AMG C63 クーペ」のサイド画像、タイヤホイールは標準車が前255/40R18(9.0J)後285/35R18(10.5J)を履く、Sモデルは前255/35R19(9.0J)後285/30R19(10.5J)、それにしても太いタイヤだ、画像はメーカーサイトより拝借

新型「AMG C63 クーペ」のリア画像その2
↑ 新型「AMG C63 クーペ」のリア画像その2、真後ろから見るとリアウィンドウが小さいのが良く分かる、マフラーは左右振り分けの4本出し、マフラー出口と一体化したデフューザーが付く、かなりの高性能車だがそれほどエグくない後ろ姿で好感が持てる、画像はメーカーサイトより拝借

↑ 新型「AMG C63 クーペ」のインパネ画像、基本的なレイアウトはCクラスと同じようだ、カーボンがふんだんにあしらわれたインパネ目がチカチカする、ステアリングホイールはセンターマーク付きのD型形状、ミッションはAMG SPEEDSHIFT MCT 7-speed、画像はメーカーサイトより拝借

↑ 新型「AMG C63 クーペ」のシート画像、かなりホールドの良さそうなリクライニングバケットシート、色目は比較的大人しい色合いで落ち着いた感じだ、この個体はサンルーフが付いているのが見える、シート素材はARTICO/microfibre DINAMICA man-made leatherという素材を使っているらしい、画像はメーカーサイトより拝借


より走りに振った新型「AMG C63 クーペ」
ラグジュアリーだけではなくより走りに振ったモデルが新型「AMG C63 クーペ」の立ち位置だ。走るための専用の装備が数多く採用されており期待が持てる。
従来のAMGモデルでは満足できなかった走りを求める顧客層に十分にアピールできる内容だろう。意外と早く日本上陸するのではなかろうか。



今回はこのへんで
では

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