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6代目シボレー「カマロ」登場、独特の世界観と最新テクノロジー

2015/05/20
過去に時々アメリカ車について記事を書いているが最近は大排気量と大馬力に戻りつつあるようだ。今回もそうだが大排気量だけのラインアップではなく選択肢として小排気量も選択できるようになっている事が多い。
時代に合わせて変わっては来ているが独特の世界観を持って往年のアメリカンマッスルが最新テクノロジーで支えられている。


6代目シボレー新型「カマロ」の内容

今回で6代目となる新型カマロだが非常に長寿のブランドだ。初代カマロは1967年と言うから50年近い歴史がある。
今回の6代目カマロの特徴は時代の要請に合わせた小排気量ターボをラインアップし、従来型の大排気量モデルも中身が大幅に刷新された。
全体的に軽量化が進み先代に比較して約90キロ軽量化された上に剛性は28%アップとなっているのが特徴だ。
新型カマロSSのリア画像
↑ 新型カマロSSのリア画像、非常にスッキリしたリア周り、455bpsの高性能車には見えないところが素晴らしい、大層な空力付加物も無くシンプルだ、マフラーは左右振り分けの4本出し、ドライブモード選択によりマフラーの音も変わるようだ、カマロSSのタイヤホイールは20インチで非常に大きく見える、画像はネット上から拝借

新型カマロSSのフロント画像
↑ 新型カマロSSのフロント画像、アメ車独特のファストバック形状のボディー、これは他では見れない形状、基本的には四角いが角が無くフェンダーにボリューム感がたっぷりある、フロントマスクはアメ車に良くある細目の少し怖い顔だ、高性能車らしくフロントの開口部が大きい、画像はネット上から拝借

新型カマロSSのフロント画像その2
↑ 新型カマロSSのフロント画像その2、幅広のどっしりとしたフロント周り、ボンネットが異様に膨らんでいる、カマロSSのみボンネット上にエアアウトレットがある、ちなみにヘッドライトはHIDだ、これだけの高性能車なのに車高が高いのがアメ車らしい、画像はネット上から拝借


6代目カマロのモデルは大きく2つ

大きく分けてモデルはLTという標準モデルとSSというハイパフォーマンスモデルの2種のラインアップだ。LTには2種のエンジンが用意されてユーザーが選択可能だ。

カマロLTスペック

エンジン2.0L:2.0Lガソリンターボ(275bhp/400Nm)、「active noise cancellation」付き
エンジン3.6L:新型3.6L直噴V6ガソリン(335bhp/385Nm気筒休止機構付き)
ミッション:6速MT/8速ハイドラマチックAT
ブレーキ:ブレンボキャリパー、前320mmローター4ピストン、後315mmローター1ピストン
タイヤホイール:グッドイヤー18インチ
0-96km/h加速:6秒以下

カマロSS

エンジン:6.2L LT1 V8ガソリン(455bhp/617Nm)
ミッション:6MT(Active Rev Match)/8速ハイドラマチックATパドル付き「blips」
サスペンション:マグネチックライドコントロール、アクティブサスペンション
ブレーキ:ブレンボキャリパー、前345mmローター4ピストン、後338mmローター4ピストン
タイヤホイール:グッドイヤー20インチ

共通項目

サスペンション:前マルチリンクマクファーソン(ダブりリンク)、後5リンク
ブレーキ:ブレンボキャリパー
車両制御モード:Snow/Ice、Tour、Sport、Track(SSのみ)
8インチディスプレー
発売時期:2015年後半

新型カマロLTのサイド画像
↑ 新型カマロLTのサイド画像、カマロLTはSSとパッと見ただけでは区別がつかない、SSと比較するとブレーキローターが少し小さい、リアフェンダーあたりのボリューム感が半端ない、個人的には好きなデザインだ、画像はネット上から拝借

新型カマロLTのリア画像
↑ 新型カマロLTのリア画像、SSと異なりLTはマフラーが左右振り分けの2本出しとなる、大径で彫りの深いホイールがなかなか魅力的、画像はネット上から拝借

新型カマロのインパネ画像
↑ 新型カマロのインパネ画像、余り洗練されていない印象のインパネだ、メーターフードやエアコン吹き出し口等にコックピット感が出ている、センターに装備されるディスプレーは8インチ、画像はネット上から拝借

新型カマロのインパネのメーター画像
↑ 新型カマロのインパネのメーター画像、メーターパネルは比較的シンプル、左に回転計右に速度計、フルスケールは200マイル(約320km/h)、センターは車両制御モードにより変化し画像ではラップタイムを表示している、これはトラックモードだろう、画像はネット上から拝借

↑ 新型カマロのシート画像、シート形状は比較的平板な印象でアメ車っぽい、インパネ全体の作りは古臭いがこの方が好まれるのだろう、ドアウィンドウのガラス部分が天地に深くて肩辺りまでドアがある、このため乗り込むと囲まれ感があるだろう、画像はネット上から拝借

新型カマロの3モデル
↑ 新型カマロの3モデル、真中の赤いボディーがSSで左右がLT、正面から見るとLTの搭載エンジン(3.2Lと2.0L)の区別は全く付かない、しかし相当な悪顔なのは確かだ、画像はネット上から拝借

↑ 新型カマロのエンジン3種、左からカマロSS用の「6.2L LT1 V8」エンジン(455bhp/617Nm)、中央がカマロLT用の「新型3.6L直噴V6」エンジン(335bhp/385Nm気筒休止機構付き)、右が同じくカマロLT用の2.0Lガソリンターボ(275bhp/400Nm)エンジン、エンジン自体の大きさが全く違うのにビックリだ、同じボディーでこれだけ大きさの異なるエンジンを収めるのは大変だろう、画像はネット上から拝借


大パワーだけなら他にもあるが

大パワーの車はヨーロッパ車でもかなりある。例えば最近発表されたメルセデスの「AMG GT」なんかもオーバー500psの車だが世界的潮流のダウンサイジングで以前AMGで主流だった6.3Lエンジンを刷新し4.0Lターボとなっている。
ヨーロッパのハイパフォーマンス車とは異なる車を求めるなら最近のハイパフォーマンスなアメ車は有効な選択肢だ。大排気量エンジンは残されているがシャーシやブレーキも水準が上がってきて直線番長だけでは無くなってきているのは確かだ。最近のアメ車はなかなか楽しい。
こうしたアメ車のハイパフォーマンス車が日本で発売されるかどうかは要するにインポーターの執念にかかっているのだろう。



今回はこのへんで
では