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アウディ「TT Clubsport Turbo Concept」、電動ターボの第2弾登場

2015/05/15
アウディの電動ターボは昨年「RS5 TDI コンセプト」で発表され、その有利性にビックリしたものだ。その第2弾として「TT Clubsport Turbo Concept」が発表された。何と言っても電動ターボが最大のトピックだが、もし実用化されればターボ嫌いの人も全くターボだと気が付かないエンジンが出来上がるだろう。


「TT Clubsport Turbo Concept」のスペック

「RS5 TDI コンセプト」は3.0LのV6エンジン385psだった。今回の「TT Clubsport Turbo Concept」アウディ得意の2.5L直列5気筒TFSIエンジンで勝負してきた。その出力はなんと600hpとなって、計算してみると1Lあたり240psとなるからターボとはいえ凄まじいチューニング度合だ。

サイズ:全長4,330mm×全幅1,970mm(ベースモデルより140mmワイド)
エンジン:2,480cc、直列5気筒、ガソリンTFSI
最高出力:600hp
最高トルク:650Nm/3,000~7,000rpm
ミッション:6MT
車重:1,396kg
0-100km/h加速:3.6秒
最高速度:310km/h
駆動方式:クワトロシステム(4WD)
タイヤホイール:9.5Jx20インチ、275/30R20
ブレーキ:カーボンファイバーセラミックディスクローター、フロント370mm
リアウィング:手動で調整可能、CFRF製
「TT Clubsport Turbo Concept」のリア画像
↑ 「TT Clubsport Turbo Concept」のリア画像、オリジナルよりも全幅を140mm拡大されたボディーがGTカーのようだ、リアのフェンダーからリア部はまるでレーシングカー、非常に効果的なホイール直後のエアアウトレットとデフューザーが素晴らしい、上部にはCFRF製の巨大なウィングが鎮座するが日本の車検は通らないのではないだろうか、マフラーはボディーサイドの後輪の前から排出するタイプ、画像はネット上から拝借

「TT Clubsport Turbo Concept」のフロント画像
↑ 「TT Clubsport Turbo Concept」のフロント画像、リアに負けずフロントも巨大な開口部が存在感を示す、冷静に見ればフロントは開口部だらけだ、フロントとリアのフェンダーの処理が素晴らしい、かなりエグいオーバーフェンダーだが綺麗に処理されている、2シーターとなっておりシートの後ろにはロールバーがチラッと見える、画像はネット上から拝借

「TT Clubsport Turbo Concept」の真上からの画像
↑ 「TT Clubsport Turbo Concept」の真上からの画像、全幅が拡幅されたせいで縦横比が変わりレーシングカーのようなデメンジョンを見せる、リアハッチにチラッと見えるロールバーやらアンプのようなモノがあり積載性は望めなさそう、ボンネットには巨大なエアアウトレットが開いている、リアウィングは車幅には収まっているが全長には収まってないのが良く分かる、画像はネット上から拝借

「TT Clubsport Turbo Concept」のエンジン画像
↑ 「TT Clubsport Turbo Concept」のエンジン画像、前回の3.0リッターV6とは異なり今回は2.5Lの直列5気筒でアウディらしくなった、右端に見えているシルバーの部分が電動ターボユニットだ、過給されたエアは巨大なインタークーラーを通してエンジンに供給される、もう少し構造を詳しく見てみたいものだ、画像はネット上から拝借

「TT Clubsport Turbo Concept」のパワートレーン構造図
↑ 「TT Clubsport Turbo Concept」のパワートレーン構造図、赤い部分が48V電装系でリア部分に制御ユニットとバッテリーを積む、フロントの赤いのが電動ターボユニット、フロア下にはプロペラシャフトが通りリアへ駆動を伝達する、マフラーが大胆にもレーシングカーのように運転席後部からサイドへ出ている、足回りがどのようになっているかは情報が無いがオリジナルとそう変わらないように見える、画像はネット上から拝借

「TT Clubsport Turbo Concept」の室内の構造図
↑ 「TT Clubsport Turbo Concept」の室内の構造図、乗車定員は2名となり後部座席には本格的なロールバーが組まれている、フルバケットシートに4点式のハーネスが装備される、画像はネット上から拝借

「TT Clubsport Turbo Concept」のインパネ画像
↑ 「TT Clubsport Turbo Concept」のインパネ画像、インパネ形状はオリジナルを踏襲するが全く異なる作りを見せる、メーターはディスプレーに置き換えられている、ステアリングは下部がフラットなD形状でスイッチが付く、ドアの内貼りやセンターコンソールが簡略化されて軽量化をされているのが良く分かる、ミッションは6MTだがゲートが切られたタイプ、助手席前にはフットレストがありラリー車っぽい雰囲気だ、画像はネット上から拝借

「TT Clubsport Turbo Concept」のシート画像
↑ 「TT Clubsport Turbo Concept」のシート画像、シートはフルバケットだがアルカンターラが張られている、全体的に内装はアウディーオリジナルと殺風景なスパルタンさとの中間を狙ったものだ、この車のターゲットはどのあたりなのだろうか911GT3あたりか、画像はネット上から拝借


キモは48Vの電装系

「TT Clubsport Turbo Concept」では前回の「RS5 TDI コンセプト」に引き続きエンジンの補機類の電圧を48Vにするシステムを採用している。もちろん車内の電装系ではDC-DCコンバーターを通して12V電源が供給されるのは以前と同じだ。
「TT Clubsport Turbo Concept」のリアカーゴスペース画像
↑ 「TT Clubsport Turbo Concept」のリアカーゴスペース画像、リアハッチの中にはこうしたパワーアンプのようなモノが乗っかっている、しかしこれは完全に見せるための装飾だろう、オレンジのワイヤリングがカッコいい、これがあるから荷物が積めないなんてヤボな事は言わないでおく、画像はネット上から拝借



エンジン補機類の48V化(高電圧化)は現在の世界のトレンドとなっていてメリットが数多くある。48Vのような12Vではない電圧の市販車が出てくるのはいつ頃だろうか、我々が思っているよりも意外と早い気がしている。

アウディーの電動ターボ関連記事

2014/06/19

アウディ「RS5 TDI コンセプト」は電動!ターボ装備!!




今回はこのへんで
では

Dodge ChallengerとCharger「SRT Hellcat」、地獄の猫2台は面白いシフトノブ

2015/01/20

日本に入ってきていないダッジ


アメ車は日本に入っていないモデルが多く、特にダッジは全く入ってきていない。


ダッジはFCA(フィアットクライスラーオートモビルズ)の乗用車の1ブランドなのだが、どのようなモデルがあるのか感覚的に掴めていないとのが現状だ。なんとなくアメリカンマッスルカーというイメージがあり大排気量の大パワー車があるんだという感じだ。一番身近に感じるのがバイパーではなかろうか。時々ダッジバイパーという名前が出てきて600馬力オーバーのマッスルカーの代表みたいな車だ。


世界的パワーウォーズの流れ


ここのところ北米ではパワー競争が再燃していて一時期のように大パワーの車が続々とリリースされているのだ。それにつられてヨーロッパの自動車メーカーもパワー競争に突入しつつある。こういう動きの一方、燃費競争も激しいしEVやHVも盛んだ。全く現在の状況は読みにくい。


今回紹介するのは「Challenger SRT Hellcat」と「Charger SRT Hellcat」の2台だ。我々の世代にはチャレンジャーという名前は聞き覚えがある。若い頃のアメリカンマッスルの代表のような名前なのだ。簡単に言うとチャレンジャーが2ドアクーペ、チャージャーが4ドアのセダンだ。その中でも特別にパワフルなのが「SRT Hellcat」という猫たちなのだ。「Hellcat」というのは直訳では地獄の猫なのだが実は性悪女という意味らしい。このパワフルな車達は女なのだ。


という前置きはさておいて驚くべきスペックを見てみよう。

「SRT Hellcat」のスペック

エンジン:6.2L HEMI Hellcat V-8 スーパーチャージャー付
最高出力:707hp
最大トルク:880Nm
ミッション:6MT、8AT(パドル付)
制御:Sport/Track/Default、カスタムモード
タイヤホイール:20x9.5inch鍛造アルミホイール、P275/40ZR20 Pirelli P Zero Nero
ブレーキ:ブレンボ6POTキャリパー、390mmツーピースディスク


なんと最高出力が700hpオーバーとなっている。「SRT Hellcat」というモデルはそれこそFCAの技術の粋を集めたモデルなのだ。エンジンもさることながら、出力に見合った足回りやブレーキ、肝心な制御システムに最新の技術が投入されている。なんだか古風な内外装からは想像できないがFCAの技術をすべて詰め込んでいるように見える。ある意味これがFCAのフラッグシップスポーツカーなのだろう。では画像を見てみよう。

「Challenger SRT Hellcat」

「Challenger SRT Hellcat」のフロント画像
↑ 「Challenger SRT Hellcat」のフロント画像、外観は古き良きアメ車然としている、良く見るとえらく扁平率の小さなタイヤや大きなキャリパーを装備しているのが分かる、ボンネットは穴だらけだ、イカリングは少々古臭いがアメ車には意外と似合う、画像はネット上から拝借



「Challenger SRT Hellcat」のリア画像
↑ 「Challenger SRT Hellcat」のリア画像、こちらも超高性能を意識させないリア部分、マフラーも意外とおとなしいモノが付いている、トランクスポイラーも小さくて控えめだ、ヨーロッパの車の方向とは全く異なるアプローチで面白い、画像はネット上から拝借



「Challenger SRT Hellcat」のサイド画像
↑ 「Challenger SRT Hellcat」のサイド画像、横から見ても車高も普通だし特別な車には見えないところが凄い、しかしフロントのキャリパーは20インチのホイールに一杯な大型モノだ、こういうクーペスタイルは日本では無くなってしまった、画像はネット上から拝借


「Charger SRT Hellcat」

4ドア版の「Charger SRT Hellcat」のフロント画像
↑ 4ドア版の「Charger SRT Hellcat」のフロント画像、フロントの開口部は大きいしボンネットは穴だらけだが意外と端正なセダンで好感が持てる外観、サイドのキャラクターラインも2ドアクーペとは全く異なるので別の車と思った方が良い、画像はネット上から拝借



4ドア版の「Charger SRT Hellcat」のサイド画像
↑ 4ドア版の「Charger SRT Hellcat」のサイド画像、いかにも大きな車で高性能という雰囲気を醸し出している、ボンネットが一旦盛り上がってフロントウィンドウ部分で下がっているのが面白い、車高はそれほど低くない、画像はネット上から拝借



4ドア版の「Charger SRT Hellcat」のリア
↑ 4ドア版の「Charger SRT Hellcat」のリア画像、こちらのリアはなかなか都会的だ、この車ならサイズはともかく日常使いもできそうな大人しい外観だ、マフラーは丸型で左右2本出し、この角度からはタイヤの太さが見て取れる、画像はネット上から拝借



「SRT Hellcat」のインパネ
↑ 「SRT Hellcat」のインパネ画像、これは3ドアのChallengerのものだがほぼ共通だ、パッと見た感じは先進性はあまり無さそうなところが憎い演出だ、メーターパネルは液晶でセンターにもモニターが収まる、このモデルはATでステアリングホイールにパドルが付く、このタンカラーのシートが何とも言えないネオクラシックな味を出している、画像はネット上から拝借



ビックリの「SRT Hellcat」ATシフター

「SRT Hellcat」のATシフター
↑ 「SRT Hellcat」のATシフター画像、これが今回一番びっくりしたところ、シフトノブ自体にシフトポジションの表示がある、マニュアルシフトは左に倒してこのレバーで操作するかステアリングホイールに付いたパドルで操作する、トップエンドのアメ車の方向性が大変興味深い、画像はネット上から拝借



ネオクラシック!?

なんだか古臭いと言ったら失礼だがネオクラシックな内外装に最新の機構と装備を施した車なのだ。おそらくFCAの最新技術が存分に投入されているのだろう。
もうこうなると燃費とかを超越した存在になってしまっていると思う。でも怖いもの見たさで一度乗ってみたいと思うのだ。



今回はこのへんで
では

水野さんと台湾資本の車両開発会社

2014/12/16
世間ではミスターGT-Rと呼ばれている水野さん、全く会ったこともないのに気安く呼んでいるのをお許しいただきたい。


今回の発表のあったのはその水野さんが台湾資本の華創日本(かそうにほん)株式会社のCOOとして就任する。その華創日本(かそうにほん)株式会社の親となるのは「HAITEC」という会社で自動車技術の開発会社だ。水野さんはここの副社長も兼任するということだ。






↑ HAITEC社のEV技術開発の一例、画像はメーカーサイトより拝借



個人的な印象だが台湾は非常に印象が良い。これは行儀の悪い中国との比較になるからということもあるだろうが、自由主義経済の中で技術や先進性を持った企業が多くあり親しみやすい。日本との関係も良い。


話は少し脱線するが、つい先日デスクトップPCを調達した。デスクトップPC2台を使って様々な業務を行っているのだが、そのうち1台はWindowsXPを搭載したPCであったため最近は全く使わなくなっていたのだ。そこで最新のモノを調達したという訳だ。こだわったのはマザーボード、Z97チップセットでお気に入りのASUSのマザーボードを選択した。このASUSというメーカーは台湾のメーカーでマザーボードでは世界最大手のうちの1つだ。また台湾メーカーはPCの部品でも世界的な企業が目白押しだし、自転車の世界でも世界一大きな自転車メーカーのGIANTという会社もあるのだ。台湾はなかなか経済的に凄いということに改めて気が付く。


車の世界はこの10年くらいで大きく様変わりしてきている。内燃機関に代わる動力源として電気モーターは当たり前のようにEVやHVに搭載されている。またつい先日2014年の最後に燃料電池車が市販されたのは非常にエポックメーキングな出来事だと思う。
そうした中、車両開発に求められるスキルが多様化し複雑化しているのは事実だ。また仕向地向けに様々な仕様を用意するという事もあるし(ローカライズ)、その元々となるモデルは世界的なトレンドや法規制や規格の流れに大きく左右されることになっている(グローバライズ)。つまりマクロとミクロの視点が両方必要となっている。
さらに車両制御が複雑化し電子制御技術や素子開発、メカと電子制御の融合、またエネルギー制御まで複雑多岐に渡る技術を必要としているのだ。


個人的に最近感じるのは車が複雑でブラックボックス化しユーザーでは分からない事が増えた。しかしマンマシンインターフェースは従前と変わらないので人間の感性が重要な位置を占めたままだ。このギャップというか多様性を見込んだ上での車両開発が求められるのだろうと思う。思えば難しい時代になったものだ。
余談になるが、こうした時代に機械的精度を極限まで上げ、できるだけ電子制御をしない車を発売すると大変受けると思うのだがどうだろうか。


そんな電子制御と機械的な車の開発、そして社会に対しての車の役割を含めて世界規模で考えないといけない状況になっている訳だ。そんな時代に優秀な車両開発者の水野さんがグローバルに活躍するのを見るのは非常に楽しみでもあり期待が膨らむ。どういった技術や車両を生み出していくのだろう。台湾の車両メーカーは聞いたことがないが、台湾が車両技術で世界を席巻する時代が来るかもしれない。成り行きを見てみたいものだ。



今回はこのへんで


では



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ホンダ新型レジェンド、3モーターハイブリッドはホンダの切り札

2014/11/14
日本でもホンダから新型レジェンドが発売された。


これでホンダのハイブリッドシステムは
フィットに積まれている1モーター「SPORT HYBRID i-DCD」
アコードに積まれている2モーター「SPORT HYBRID i-MMD」
今回のレジェンドの3モーター「SPORT HYBRID SH-AWD」
と3種類のハイブリッドが揃った。

今回のレジェンドに積まれたハイブリッドシステム「SPORT HYBRID SH-AWD」はホンダの将来を左右するシステムなのだ。というのはハイエンドの車に積まれるハイブリッドシステムであり、今後はNSXにも積まれる予定になっている。スポーツカーと高級セダンが同じシステムなのだ。つまり新型レジェンドはピュアなスポーツカーと同じ仕組みを持っていて、ほぼスポーツカーと言うべき内容を持っているということなのだ。車の性格からして味付けはかなり異なるとは思うが。

「SPORT HYBRID SH-AWD」の最大の特徴は3モーターのハイブリッドシステムで、ミッションに1つ、後輪の各車輪に1つづつ配置されている。エンジンはV6の3.5Lで気筒休止システムを持っている。ミッションは簡単に言うとフィットのDCTと基本的に同じタイプで7速ギアと湿式クラッチを持っている。エンジン出力は341ps、ミッションのモーターは48ps、後輪のモーターは各々37psでシステム出力は382psをマークする。






↑ ホンダ新型「レジェンド」の「SPORT HYBRID SH-AWD」ハイブリッドシステムの説明図、3.5LのV6エンジンを中心にDCTにモーターが内蔵される、さらに後輪にそれぞれモーターがある、合計3モーターのシステムだ、後輪に2つのモーターがあるところがミソ、これでアクティブトルクベクタリングが実現できているのだ、画像はネット上から拝借



ホンダがこの「SPORT HYBRID SH-AWD」をスポーツハイブリッドと名付けているのは理由がある。それは後輪の各車輪をモーターで駆動することで姿勢制御やトラクションコントロールの機能をより進化させていることが大きい。モーターは進行方向の制御だけではなく進行方向逆の制御も可能だ(回生を利用する)。今まではブレーキングによるこの種の制御が行われてきたが、レジェンドはより高度に細かく制御できるトルクベクタリングを持つということなのだ。加えて従来のブレーキングによる姿勢制御も装備する。ブレーキシステムはブレーキバイワイヤとなっており、ペダルは反力をコントロールするタイプだ。アクセルペダルには反力をコントロールするタイプで、これはヴェゼルと同じ仕組みだと思われる。

↑ ホンダ新型「レジェンド」の「SPORT HYBRID SH-AWD」フロント画像、ではなくてアメリカ版のアキュラRLXのフロント、立派なグリルが目立つ、ボンネット上のプレスラインがグリルと繋がり一体感を生んでいる、でも少し大味な印象、画像はメーカーサイトより拝借




ボディは全長4995mm×全幅1890mm×全高1480mmあり堂々たるサイズである。これだけのサイズでもありハイブリッドのため車重は流石に重く1980kgある。

↑ ホンダ新型「レジェンド」の「SPORT HYBRID SH-AWD」フロント画像、画像はアメリカ版のアキュラRLXのフロント少し横から、横から見るとボンネットが分厚く感じる、全体的にはいかにもアメリカで好まれそうなデザインだと思う、やはり少し大味な感じである、画像はメーカーサイトより拝借


↑ ホンダ新型「レジェンド」の「SPORT HYBRID SH-AWD」サイド画像、ではなくてアメリカ版のアキュラRLX、ボンネットからトランクリッドまで先代のBMW5シリーズの香りがする、日本仕様のタイヤホイールは245/40R19、画像はメーカーサイトより拝借


↑ ホンダ新型「レジェンド」の「SPORT HYBRID SH-AWD」リア画像、ではなくてアメリカ版のアキュラRLXのリア、マフラーは見当たらないので隠すタイプ、テールランプは少しだけ日産の匂いがする、エンブレムが無ければどこの車か分からない、画像はメーカーサイトより拝借



↑ ホンダ新型「レジェンド」の「SPORT HYBRID SH-AWD」ヘッドランプ画像、「ジュエルアイLEDヘッドライト」とネーミングされ凝った機構を採用している、LEDから発した光は2回反射して照射される、上の画像では左の縦1列がハイビームで残りはロービームとなる、点灯しても消灯してもキラキラ感を出している、画像はメーカーサイトより拝借



このハイブリッドシステムの出来がホンダのこれからのハイエンドモデルの方向性を左右する非常に重要なモデルとなる。今回の新型レジェンドの価格は680万円と付けられているのだが、ユーザーはこの価格にどう反応するだろうか。技術面、マーケティング面の両方からホンダにとっては試金石となる車に違いない。


今回はこのへんで


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VWの「XL Sport concept」は超軽量・超高回転なのだ

2014/10/11
燃費追求の車として既にVWからXL1が登場しているが、そのXL1をベースにスポーツカーのケーススタディーがパリモーターショーで出展されている。

XL1をベースにVWグループ一員のDucatiのVツイン1,199ccエンジンを積んでパワーは200PS(なんとリッター166PS!)、そしてレブリミットは11,000rpmと2輪のエンジンそのまんまだ。だがこれほど高回転なエンジンを積んだ4輪はレーシングカーでもない限り存在しないので凄く新しいドライビング感覚が体験できるだろうと思う。

発表されているスペックは次の通り。

サイズ:全長4,291mm(3,881)×全幅1,847mm(1,664)×全高1,152mm(1,153)、()内はXL1の数値
ホイールベース:2,424mm(XL1は2,224)
シャーシ:カーボン製タブ型シェル/アルミ製クラッシュ構造、スチール製スペースフレーム
エンジン:1,199cc、Vツイン
最高出力:200PS
駆動方式:ミッドシップリア駆動
ミッション:7速DSG
0-100km/h加速:5.7秒
最高速度:270km/h
重量:890kg
サスペンション:前ダブルウィッシュボーン/プルロッド、後ダブルウィッシュボーン/プッシュロッド
タイヤホイール:前205/40R18、後265/35 R18、鍛造マグネシウム


↑ VW「XL Sport concept」のリア画像、いかにも空力の良さそうな形状をしたリア周り、リアオーバーハングが非常に長い、リア形状は空力を追求した場合このようなコーダトロンガ形状になることが多い、画像はネット上から拝借


↑ VW「XL Sport concept」のフロント画像、 フロント部分はまるでレーシングカーのような仕上がり、キャビンの形が宇宙船のようだ、キャビン部分はベースのXL1そのままのようだ、画像はネット上から拝借


↑ VW「XL Sport concept」のサイド画像、少しクラシカルで流れるようなサイドからのシルエット、意外とフロントのボンネット部分が短い、キャラクターラインやダクト類でゴチャゴチャした印象が強い、もう少し整理する必要があるだろう、画像はネット上から拝借


↑ VW「XL Sport concept」のリア上方からの画像、この角度がこのXLシリーズの最大の特徴だろう、まるでルマンを走るレーシングカーのようなキャビン形状で後が絞り込まれれている、ただリアのウィンドウが無く後方視界はカメラ頼りだ、画像はネット上から拝借


↑ VW「XL Sport concept」のドアオープン真上画像、真上から見ると4輪のフェンダーがかなり張り出しているのが分かる、ドアはガルウィングで上方へ開く、リアのエンジンカウル部分にはスリットやルーバーのような換気ができる穴は見当たらない、画像はネット上から拝借


↑ VW「XL Sport concept」のドアオープン画像、サイドシル部分はとても分厚く乗降性は悪そうだ、しかしそれだけにボディー剛性はかなりありそうだ、助手席はXL1と同様後方へオフセットされている、画像はネット上から拝借


↑ VW「XL Sport concept」のインパネ画像、基本的にXL1と同様のインパネ、シフトレバーがウッドなのが面白い、オリジナルのXl1は全幅が1,664mmなので横幅はミニマムだろうと思われる、だから助手席が後方へオフセットされているのだろうか、乗ってみないと分からない、インパネは外観に合わせてもう少しレーシーでも良いのではないだろうか、画像はネット上から拝借



VWの「XL Sport concept」パワーだけでは無いスポーツカーなのだが、従来の小排気量のライトウェイトスポーツカーとも異なる。なにしろベースのXL1が1Lで100kmを走れるように企画された車だ。この「XL Sport concept」の燃費は発表されていないが、かなり良好なモノになっているに違いない。
ルックスはレーシングカーライクで町で乗るには気恥しいのだが、意外と実用性が高いのかもしれない。
最大の魅力はその重量の軽さだろう。重量からすると少々大柄のボディーだが、これはこれで空力を追求した結果の姿なのだ。そして2輪のエンジンとはなるが11,000rpmまで回るエンジンとの組み合わせが今までにない新鮮な感覚を味わえることだろうと思う。是非機会があれば一度乗ってみたい車である。


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フォード「エコスポーツ」の驚くべき安全装備

フォードの小型SUVである「エコスポーツ」は世界戦略車なだけに様々な安全装備が装備されているようだ。

世界的に小型SUVのブームである。この小型というのが様々な説があって面白いのだが、本質はBセグメントからCセグメントあたりの車という事になる。例えばメルセデスのGLAなんかも世界的に見れば小型SUVというジャンルに入ってしまう。
個人的に言わせてもらえば小型SUVというのは日本で言う5ナンバー枠の車ということであれば嬉しい。しかしこれはグローバルな基準から言えば少し小さいのであろう。

さてそれはさておいて日本でも発売されたフォードの「エコスポーツ」の装備を見てビックリしたことがある。それは一言で言えば電動パワーステアリングなのだが、この説明を読んでみるとビックリする機能があるのだ。

↑ フォードのサイトのEPASの解説、非常に簡単な説明しか載っていない、もっと詳細に解説したら良いのにと思う、フォードはこういう事が多くユーザーが正しい評価をできないと思うのだ、画像はメーカーサイトより拝借



速度によりアシストをコントロールする機能は当然だ。左右の路面状況が異なる場合(主に傾斜や路面のミュー)や横風を受けるような場合に車が横方向に流れてしまうような時にもこのシステムがステアリングに補正を入れる。またパワーを掛けた状態の時にトルクステアが発生しステアリングが取られることになるが、これをも補正する機能がある。これはEPAS(with Pull-Drift Compensation)と呼ばれる電動パワーステアリングの機能の一部としてフォードの大部分の車に採用されている。またアクティブニプルコントロールという技術も入っていて、微細なステアリングのブレを補正する機能もある(細かい修正舵が不要になる)。それらがコンパクトSUVの「エコスポーツ」にも入っている訳だ。

こういった芸の細かい技術をフォード主力のフォーカスに導入していて、これを今回のエコスポーツにも導入したわけだ。価格が安く比較的コストに厳しい車種にこうした安全装備を導入することはフォードのポリシーなのであろう。こうした点はもっともっとアピールすべきだと思う。日本での販売方法や宣伝方法、マーケティングにもっと力を割いたほうが良いのではないかと考える。

↑ フォード「エコスポーツ」のUK仕様、なんと日本には無い黄色がラインアップされている、黄色好きなTomTomとしては大変残念なことだ、やはり小さな車なかでもSUVは明るい彩度の高い色が楽しそうで良いと思うのだ、画像はメーカーサイトより拝借





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ダイハツ「KOPEN」の着せ替えコンセプトに参った

東京モーターショーでダイハツから新型「KOPEN」が発表されている。

この車の最大の特徴は外板が気軽に変更できることだ。こういった外板が変更できるのはかなり以前からコンセプトとしてはあるにはあるが市販されたことは無いと記憶している。

個人的には車の色を変えたり、スタイルを変えたりできるのは非常に魅力的だ。現在でもエアロパーツを取り付けるというのは非常に一般的に行われているが、色を変えるのは昔から大ごとなのだ。それを手軽にしようというのが最近流行っているラッピングだろう。これなら艶消しでも奇抜な色でも自由自在だし、元に戻すことができる。

もちろん車の基本的な性格を変えることはできないが、ある程度の雰囲気を変えることができるので楽しみも増えることだろう。それに購入してからある程度時間が経過した後にイメージチェンジするにも非常に都合が良いと思う。何年か乗ると心理的にも飽きてしまうことがあるが、そんな時にイメージチェンジし外板が新品になると車自体の魅力も元に戻るのではないだろうか。

少し心配なこともある。外板の取り付けがどれだけしっかりしているかということや、安全性にも影響がないのだろうか。実際の事を考えてみると外した外板を置いておく場所がほとんどの人には確保できないだろう。従ってある程度の年数が経過した際のイメージチェンジに使われることがほとんどではないかと想像できる。もちろん外板の置場所が確保できる人は随時取り替えて楽しむことができるだろう。個人的にはこの着せ替えコンセプトは大変良いアイディアだし、今までにないコンセプトなので是非市販化してほしいと思う。

肝心の車の内容は少しだけ発表されているようだ。
駆動方式はFF、エンジンは現行KF型の0.66L直列3気筒DOHCターボエンジン、CVTと組み合わされてパドルが付く。サイズは3,395mm×1,475mm×1,275mmとなり、ルーフは電動格納式のハードルーフを採用となっている。


↑ ダイハツ新型「KOPEN」の素の姿フロント画像、フロント周りは外しても通常の車とそれほど変わらない印象、たぶんこのまま走ると整備不良になるのだろう、画像はネット上から拝借



↑ ダイハツ新型「KOPEN」の素の姿サイド画像、サイドがシルバーに見えるのは多分塗装してあるからだと思う、ここが錆びてしまっては問題があるからだろう、ドアにはビームが2本入っているがなんだか心許ない印象だ、取り付けは丸い穴に外板の取り付け部を差し込んで固定するようだ、画像はネット上から拝借



↑ ダイハツ新型「KOPEN」のインパネ画像、内装はかなり完成度が高いように見える、センターのコンソール部分に液晶パネルが埋め込まれて操作するようだ、タッチパネルは最近の流行りだがブラインドタッチできないので感心しない、シフトノブは先代モデルと同様なのではないか、シートはかなり良さそうな印象、画像はネット上から拝借



↑ ダイハツ新型「KOPEN」のシート画像、シート形状は十分魅力的なものだ、座ってみなければ分からないがかなり良さそうなシート、このまま市販されたらかなりインパクトがあるのではないだろうか、画像はネット上から拝借



↑ ダイハツ新型「KOPEN」の着せ替え画像、小さいS2000のように見えるものもあるがいずれもかなりの完成度だと思う、少々ボンネットが高い位置にあるのが気になるが歩行者保護の影響だろう、画像はネット上から拝借



アフターパーツ業界にも影響が出るだろうが新しい車の楽しみ方ができるかもしれない。2014年に発売予定との事なので非常に楽しみだ。



今日はこのへんで


では



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