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ついに日本にやってきたVW「ポロ ブルーGT」

日本でもついにVW「ポロ ブルーGT」が発売された。優れた燃費性能を維持しながら時には本格的なスポーツ走行を楽しみたい、これを実現するのがコンセプト。

確かにツーリングに行くといつも峠を全開で走るわけではない。気持ちよさそうな峠を走ると次の目的地への移動区間が必ずある。それに燃費が良ければ給油の回数が減らせるし航続距離も稼げる。理想を言えば移動区間は燃費良く、走れる区間は気持ち良くスポーツ走行というのがベストだ。
こういう使い方には「ポロ ブルーGT」はベストな車だなぁとヨーロッパで発売されたころから思っていた。日本ではこういった使い方をする人はまだ少数派なのかもしれないが、観光地等へ出かける際には少なからずこういったパターンがあるはずだ。

ただ「ポロ ブルーGT」という勇ましいネーミングがされているからと言って過度の期待はしないほうが良いだろう。パワーウェイトレシオは8.36kg/psでビックリするほどの数値ではない、少し良い程度なのだ。

それではさっそくスペックを見てみよう。

VW ポロ ブルーGT
サイズ:全長3,995mm×全幅1,685mm×全高1,460mm
ホイールベース:2,470mm
重量:1,170kg
エンジン:EA211 1,394cc 直列4気筒 直噴DOHC インタークーラー付ターボ、気筒休止システム、アルミダイキャスト製クランクケース/クランクシャフト/コネクティングロッド軽量化
最高出力:103 kW(140 ps)/ 4,500~6,000rpm
最大トルク:250 Nm(25.5 kgm)/ 1,500~3,500rpm
トランスミッション:7段DSG
駆動方式:FF
タイヤ:前後 215/40R17
サスペンション:スポーツサスペンション、15mm車高ダウン
燃費:21.3 km/L(JC08モード)
エグゾーストパイプ:2本出し
価格:263 万円
パワーウェイトレシオ:8.36kg/ps

[気筒休止システム]
2番目と3番目のシリンダーが休止するのは回転数が1,400~4,000rpm、発生トルクが25~100Nmの間。この条件は欧州ドライビングサイクルのほぼ70パーセントをカバーし気筒休止と再開に要する時間は1,000分の13~36秒。

[安全装備]
搭載される衝突安全装備はESP(エレクトリック スタビリゼーションプログラム)、ABS(アンチロック ブレーキングシステム)、ブレーキアシスト、パークディスタンスコントロール、オプティカル パーキングシステム、クルーズコントロール(ポロシリーズでは初めて)。

[電子制御式デファレンシャルロック「XDS」]
駆動輪内側のグリップ不足を検知すると車が瞬間的にブレーキをかけて内輪の空転を抑制することによりトラクションを回復させてアンダーステアを軽減。

[ブレーキエネルギー回生システム]
アクセルOFFやブレーキをかけた時の減速エネルギーをバッテリーに充電する。加速時の充電を抑制しエンジンへの負担を軽減する。


↑ VW「ポロ ブルーGT」のフロント画像、外観は通常のポロとそれほど違わない、ミラーが黒いのが特徴と言えば特徴だ、大変コンパクトな今時貴重なボディーだと思う、5ナンバーではこれほど実用性に富む車はポロ以外では無いのではないだろうか、画像はネット上から拝借


↑ VW「ポロ ブルーGT」のサイド画像、非常に端正なフォルムを見せるサイドからのショット、ほぼ理想的ともいえるこのサイズの車のベンチマークだと思う、車高はノーマルポロに比較して15mm落ちていて17インチタイヤホイールを履くことで少しだけスポーティーな演出を見せる、画像はネット上から拝借


↑ VW「ポロ ブルーGT」のリア画像、リアもまた非常にシンプルでクリーンなデザインだ、スポーツモデルとしては少し演出が少ないような気もするがさりげなく乗るのには良いだろう、下部に覗いているデフューザーも控えめ、マフラーは2本出しだが細いので可愛らしい印象、画像はネット上から拝借


↑ VW「ポロ ブルーGT」のインパネ画像、室内の仕立は通常のポロと同じ、格別スポーティーな演出は無いがシンプルで飽きの来ないデザインだが華が無いのも事実、シートはヨーロッパではオプションとなるブルーの配色のアルカンターラのシートだ、画像はネット上から拝借


↑ VW「ポロ ブルーGT」のシート画像、ヨーロッパではオプションとなるシートだがなんだか間抜けなデザインだ、これなら黒一色のほうが良いと思う、センターのアームレストがおっさん臭い、ここら辺りはもう少しデザインセンスを感じさせてほしいところ、画像はネット上から拝借


↑ VW「ポロ ブルーGT」のエンジン画像、エンジンの外観からは高度な制御をおこなっている気筒休止システムは窺い知れない、こういうさりげないというか素っ気ないところがVWらしい、マスターシリンダーはキッチリ運転席側にあり基本をしっかり押さえている、画像はネット上から拝借


↑ VW「ポロ ブルーGT」のエンジン解説図、外観からは分からないがノーマルエンジンに対して様々な変更がなされている、クランクケースがアルミ製だったり、内部にかなり手が入っている、トルクと馬力の曲線を見ると回すエンジンでは無くトルクで走るタイプのエンジンだ、かなり以前からVWのエンジンはこの方向性で6000回転は回るが面白くない、この曲線がトルクの厚いところで走って下さいと主張しているようだ、画像はネット上から拝借



電子制御式デファレンシャルロック「XDS」のことだが、昔はLSDの無い車のトラクションを稼ぐために人間がこの作業をこなしていたものだ。FRの車だと内輪がトラクションを失いそうになると軽くサイドブレーキを引く、すると内輪の空転が止まるのでトラクションが逃げないという訳だ。FFだとちょっと難しいが左足で軽くブレーキを掛けるようにするとこの効果が得られる。この原理と同じでGのかかった状態で内輪の空転を自動的に止めてトラクションが逃げてしまうのを防ぐ仕組みだ。これならLSDを装備しなくても良いし、キックバックで悩まされる事も無い現代的な解決策だと思う。

最後に燃費だが、最初に書いたツーリングの繋ぎ区間は以前乗っていたGolf5GTI Pirelliで10km/Lを少し超えるのが精いっぱいであったので、この車だとかなりの燃費性能となりそうだ。走って楽しく燃費も良い気持ちの良い車に仕上がっているのではないか。ただしガソリンはハイオクを要求するので考慮に入れておく必要がある。


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VW「Golf R」のサーキット走行動画から

VW「Golf R」の内容は既報の通りだが、同じ時期に同じ車で撮影されたと思われるサーキット走行の動画が公開されている。

ストーリーは実際に見ていただくとして、この動画よりより詳細部分を見てみようと思う。

↑ VW「Golf R」のサーキット走行動画より、コーナーの立ち上がりの姿勢は非常に安定している、結構ロールしている印象があるがなんせドライバーがオジェでサーキットを走っているのでとんでもないスピードだろうと思うので当てにならない、このシーンではコーナリングをほぼ終えて加速している最中だろう、少しフロントが持ち上がっていて加速しているのが分る、コーナーの最後まで舵角が付いているので基本的にアンダーな車、画像はインターネット上の動画から拝借


↑ VW「Golf R」のサーキット走行動画より、こちらはコーナーへのアプローチの画像、イン側リアホイールが今にも浮き上がりそうな印象、動画を見ている限りコーナー入口のアプローチで曲がりにくそうな印象は無い、それにしても面イチなホイールセッティングだ、画像はインターネット上の動画から拝借


↑ VW「Golf R」のサーキット走行動画より、これは興味深い画像でアウト側のフロントタイヤ付近から煙が上がっている、面イチセッティングをし過ぎてタイヤがインナーフェンダーと当たっているのではないかと推測できる、コーナーアプローチでフロント荷重のままコーナリングをしている場面だ、全般的にWRCドライバーが走ってもアンダーのままでリアが流れるような場面は無かった、それにコーナーの途中で何かしらの姿勢制御が入って姿勢を補正しているような印象がある、画像はインターネット上の動画から拝借


↑ VW「Golf R」のサーキット走行動画より、スピードメーターは320km/hまで目盛がある、車載コンピュータの表示ではラップタイムらしきものが表示されていて現在は3周目のようだ、また外気温が29.5℃であることが分る、チラッと見えている回転計によるとレッドゾーンは6000回転となっているのであまり回さなくても良いエンジンなのであろう、画像はインターネット上の動画から拝借


↑ VW「Golf R」のサーキット走行動画より、車両をリアから見た図、ナンバーを見ると発表されている「Golf R」のものと同じだしサーキットだったので同じ車両と同じ場所で撮影されたものだろうと推測される、4本出しのマフラーは迫力があるがもう少しスッキリした処理が欲しいところ、画像はインターネット上の動画から拝借


↑ VW「Golf R」のサーキット走行動画より、ストーリー的にはオジェと青年が走り終わって語り合っているシーン、「GTI」と比較するとフェンダーが膨らんでいるのが分る、グリル下部がより大きな開口部になっているのは当然だろう、車高は「GTI」と比較するとむしろ高いかもしれないがこれは大径タイヤのせいだろう、画像はインターネット上の動画から拝借




まとめると4MOTIONのせいなのか、そういうセッティングだからなのか不明だが基本的にアンダーの強い性格のように見受けられる。タイヤホイールとそのセッティングは撮影用のセッティングだと思う。市販モデルはもう少しへっこんだタイヤホイールのセッティングになるだろう。そうでないと上記のようにどこかとこすれて煙が出てしまうことになる。また姿勢制御はかなり介入するように見えるが正直分らない。サーキットを走るとトルク配分はリア寄りになっているはずだがそのような姿勢は微塵も見せない。VWは決してテールハッピーな車を作らないとことは首尾一貫している。


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日本に来るのか?、VW「Polo R WRC」はホモロゲーションモデルで世界限定2500台

以前WRCでVWが大活躍と書いたが、そのWRCマシンのホモロゲーションのために「Polo R WRC Street」が発売されるようだ。

ホモロゲーションモデルというとかなり凝った作りのモデルも多く存在するが、この「Polo R WRC」はエンジンが通常のPoloとは異なりGolf6 GTIのエンジンを積むところが最大の特徴である。細部は不明だが特にそのエンジンを生かすデバイスや装備はなされていないようだ。足回りについても現在詳細な情報は無い。ただGolf用のエンジンをPoloに搭載したことによる軽さは5.76kg/PSというパワーウェイトレシオを実現するので動力性能はまずまずといったところか。これを生かすデファレンシャル等の装備が無いのが惜しい。

現在分かっている内容は次の通り。

エンジン:Golf6 GTIと同じ、EA113型2.0L4気筒直噴ターボ
最高出力:217馬力/4500rpm~6300rpm
トルク:35.7kgm/2500~4400rpm
ミッション:6速MT
駆動方式:FF
タイヤ:215/35 18インチ
重量:1249kg
0-100km/h加速:6.4秒
最高速度:243km/h
生産台数:2500台
燃費:13.3km/L(EuroCombined)
価格:440万円(ドイツ)

詳細は不明だが内容からすると少々高めの価格設定ではないだろうか。

↑ 「Polo R WRC」のフロント画像、ホイールが大径な点を除けばノーマルPoloとそれほど違わないように思える、画像はメーカーサイトより拝借


↑ 「Polo R WRC」のリア画像、リアは大型のスポイラーが特徴、当然ボディーは3ドア!、画像はメーカーサイトより拝借


↑ 「Polo R WRC」のフロントホイール画像、タイヤホイールは18インチ、ブレーキは16インチか、キャリパーが青いのが面白い、普通のスライド式のキャリパーだ、画像はメーカーサイトより拝借


↑ 「Polo R WRC」のリアアスポイラー画像、ノーマルのスポイラーにかぶすようにセッティングされている、かなり効きそうなデザインだ、画像はメーカーサイトより拝借


↑ 「Polo R WRC」のデフューザー部分の画像、あまり空力を意識したデザインでは無いように見える、それにもう少し車高が低かったら良いと思う、画像はメーカーサイトより拝借


↑ 「Polo R WRC」のインパネ画像、こちらもノーマルPoloと同じに見える、ステアリングにセンターマークが付いているくらいでほぼGTIと同様か、画像はメーカーサイトより拝借


↑ 「Polo R WRC」のフロントシート、WRCと刺繍が入る、サポートは深くてしっかりとホールドしそうな形状だ、MTなのにセンターアームレストも付いてる、画像はメーカーサイトより拝借


個人的に気になるのはリアのサスペンション構造だ。ノーマルから大きく変えてあるのか?それとも同じ構造で強化されたものなのかどちらだろうか。
ホモロゲーション用の2500台限定だが、それほどスペシャルモデルという訳でもなさそうな印象。だが走らせると比較的軽量ゆえ楽しそうだ。WRCという名前が付いているのだから走る性能は大変気になる。日本に入ってくることを期待したい。


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次の次に来るはず、VW「GOLF7 GTD」をおさらい

日本ではまだまだのディーゼル乗用車だが、ここのところクリーンディーゼルとして復活の兆し。

ユーザーの関心も高くてクリーンディーゼルモデルが発表になるとチェックする方も多いのではないか。つい先月に日本でも発売になったGolf7だが、次はGTIがいつ来るのかという部分に関心が高いと思う。その次に来るのが、と言うか、来て欲しいと思うのがGTDだと思う。

このGTDはGolf1の時代からディーゼルモデルをラインアップしてGTDの名前を付けたモデルを出してきた。そこにはGTIの存在があって、これに対するアンチテーゼとして存在してきたのかもしれない。各時代の背景を巻き込みながらしっかりとした存在感を発揮してきている。

ご存じのようにヨーロッパではディーゼルエンジンの存在感が日本に比較して桁違いに凄い。例えばUKでのGolf7のラインアップを見てみると良く分かる。
以下に挙げるのはディーゼルエンジンのラインアップで、ユーザーはこの中からディーゼルエンジンを選択できる。

〔UKにおけるGolf7のディーゼルエンジンのラインアップ〕
1.6 TDI 90PS BlueMotion
Technology**
90PS/2750rpm
230Nm/1400rpm

1.6 TDI 105PS BlueMotion Technology**
105PS/4200rpm
175Nm/1400rpm

1.6 TDI 110PS BlueMotion
110PS/3200rpm
250Nm/1400rpm

2.0 TDI 150PS BlueMotion Technology**
150PS/3500rpm
320Nm/1750rpm

このようになんと4種類のディーゼルエンジンをラインアップしているのだ。これは日本では全く信じられない事だ。それだけディーゼルエンジンに市民権があり、それに乗ることは全く普通の事なのだろう。これにガソリンエンジンが5種あるので、全体ではなんと9種類のエンジンから選択できるという訳である。あぁビックリ。

さらに驚くのはGTIとGTDはまた別の設定があるということだ。つまり通常のGolf7とは別格なモデルとして存在している。それを加えるとディーゼルエンジンが5種類、ガソリンエンジンが6種類となりえげつないバリエーションとなる。

〔UKにおけるGolf7 GTDのスペック〕
2.0 TDI 184PS
184PS/3500rpm
380Nm/1750rpm
ミッション:6 Speed manual/6 Speed auto DSG
0-62mph:7.5秒(GTIは6.5秒)
最高速度:227km/h(GTIは243km/h)
燃費:22.2km/L(GTIは15.6km/L)
重量:1395kg(GTIは1370kg)

今回イロイロ調べてみてビックリした。Golf7にこれだけのエンジンの種類がある事、グレードが沢山ある事、ディーゼルモデルが大変充実している事等々である。これだけのライナップを揃えるほどの主力車種ということだろう。日本で感じている以上の存在感がある。



↑ 「GOLF7 GTD」のフロント画像、GTIとはアルミホイールが異なるがほとんど同じ、区別出来るのはグリルの赤いラインがGTDには無い、画像はメーカーサイトより拝借


↑ 「GOLF7 GTD」のサイド画像、この角度だとGTIとほとんど一緒だ、ディスクブレーキ径がGTIより一回り小さいように見える、画像はメーカーサイトより拝借


↑ 「GOLF7 GTD」のリア画像、マフラーが左の2本出しとなっている、GTIは左右振り分けの2本出し、画像はメーカーサイトより拝借


↑ 「GOLF7 GTD」のインパネ、GTDは右ハンドルは用意されないのだろうか、シートの生地がGTIとは異なる、ゴルフボールのシフトノブも健在だ、画像はメーカーサイトより拝借



いずれにしてもGTDのパフォーマンスは素晴らしいものがあるし、元々ガソリンエンジンでもトルク感に溢れた感触だが、これがGTDとなるとさらに太いトルクを駆使できるから異次元の感覚かもしれない。ちょっと運転してみたいと思うのである。



[VW「GOLF7」関連の記事]
こっちのほうが良いかも、VW「Golf7 Variant」

「GOLF7 GTI」改めておさらい

もうすぐGolf7が日本で販売開始、今は前夜祭的な感じ

やっぱり出た、VW「Golf R」



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こっちのほうが良いかも、VW「Golf7 Variant」

Golf7も日本で発売されて大人気のようだが、次なるVWの一手はワゴンボディーだ。

ワゴンボディーのVariantの特徴は非常に実用本位という点だ。ワゴンボディーの本来の姿として積載能力があるが、「Golf7 Variant」では通常の状態で605Lの荷室容量を確保している。このサイズの車の中では飛び抜けた大きさだ。
また電子制御式のデファレレンシャル「XDS+」が標準装備とのことだ。これはワゴンボディーならではの積載や牽引を考慮してのことだろう。

現在のところあまり情報がないが画像を紹介する。

↑ 「Golf7 Variant」のフロント画像、前方から見るとハッチバックボディーと変わるところがない、全体のフォルムはこちらのほうがまとまっているように思える、画像はネット上から拝借


↑ 「Golf7 Variant」のサイド画像、Cピラー以降がピシっとした印象のワゴンボディーだ、前後のバランスも取れていてGolf7はこのデザインありきだったのではと思えるほどバランスが良い、リアハッチが立っていて実用本位な形状だ、画像はネット上から拝借


↑ 「Golf7 Variant」のリア画像、後から見ても全く違和感がない、端正なワゴンの後ろ姿という感じだ、サイドのガラスからDピラーへのつながりも自然、リアハッチやバンパー辺りの作りもベストなデザインなのではないだろうか、画像はネット上から拝借


↑ 「Golf7 Variant」のインパネ画像、インパネ周りはハッチバックと変わるところは無いようだ、しかし良く作りこまれたインパネだ非常に完成度が高い、画像はネット上から拝借


↑ 「Golf7 Variant」の寸法、4562×1799×1461mmというサイズ、改めてみると非常に実用本位なデザインをしている、サイドのウェストラインが低くウィンドウの面積が広い、改めてGolfも大きくなったものだと感じる、画像はネット上から拝借


↑ 「Golf7 Variant」のオプション装備、どういう機能なのかが良く分らないがヒッチボールの格納機能だろうか、ヨーロッパ的なオプションだ、日本では通常のワゴンで牽引をすることがまれなのでこういったオプションは用意されていることを見たことがない、もちろんこういった使用方法を想定して設計されているのだろう文化の違いを感じる、画像はネット上から拝借



[VW「GOLF7」関連の記事]







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「GOLF7 GTI」改めておさらい

もうすぐ日本でもGOLF7の発売が開始される。

やっぱり本命はGTIという人も多いだろう。確かに通常モデルとはセッティングが異なり、いつものことだが独特のオーラというか雰囲気を持っている不思議な車だ。なんだか5年に一度のお祭りがやってきたという感じがする。

今回のGTIは2つのモデルで構成される、「GTI」と「GTIパフォーマンス」だ。この2つのモデルはかなり内容が異なるので選ぶほうは、かなり難しい選択になってしまいそうだ。

さっそくスペックを見てみよう。
〔Volkswagen Golf GTI〕
重量:1,351kg
エンジン:1,984cc直列4気筒直噴ターボ
出力:220ps、4,500-6,200回転
トルク:350Nm1,500-4,400回転
ミッション:6段MT、6段DSG
駆動方式:FF
タイヤ:225/45R17
ブレーキ:前ベンチレーテッドディスク312x25mm、後ディスク300x12mm
最高速:246 km/h
0-100km/h加速:GTI/MT6.5秒
燃費:GTI/MT、16.7km/L

〔Volkswagen Golf GTI Performance〕
エンジン:1,984cc直列4気筒直噴ターボ
出力:230ps、4,700-6,200回転
トルク:350Nm1,500-4,600回転
ミッション:6段MT、6段DSG
駆動方式:FF
タイヤ:225/45R17
ブレーキ:前ベンチレーテッドディスク340x30mm、後ベンチレーテッドディスク310x22mm
最高速:250km/h
0-100km/h加速:GTI/MT6.4秒
燃費:GTI/MT、15.6km/L


目立つ違いはエンジンとブレーキだ。エンジンはともかくこれだけ高性能な車なのにブレーキを大きく差をつけることはないだろうと思う。


↑ 「Volkswagen Golf GTI」、かなりあっさりすっきりした外観、前モデルとあまり変わらないように見える、これが狙いか、横幅が強調されているショット(実際に大きいが)、画像はネット上から拝借


↑ 「Volkswagen Golf GTI」、後ろからのショットではバンパーの角が立っているのが特徴だ、Golf7はボディー色によって見え方がかなり異なるような気がする、画像はネット上から拝借


↑ 「Volkswagen Golf GTI」、インパネも前モデルの雰囲気をそのまま受け継いだ感じ、シートはいつものチェック柄、左ハンドルはペダル配置が素晴らしい、 画像はネット上から拝借


↑ 「Volkswagen Golf GTI」、エンジンは外見からはあまり迫力を感じない、まったく普通の車のエンジンのよう、もう少しスペシャルな演出が欲しいところ、 画像はネット上から拝借



重量も軽くなり前モデルよりもかなり速くなっている。やはり最新のGolfが最善のGolfということだ。
個人的にはもう少し小さいボディーが良いのでポロGTIを選択すると思う。この「Volkswagen Golf GTI」の使われ方としては高速道路をかっとぶGT的な使い方が一番マッチするのではなかろうか。
日本での発売時期と価格についてはまだ情報が無いが、それほど待たなくても良いのではないか。非常に発売が楽しみなモデルとなってきた。
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もうすぐGolf7が日本で販売開始、今は前夜祭的な感じ

すでにGolf7の情報はかなりの露出があり、その装備と価格にビックリしたのだが少し落ち着いて来たので改めて見てみようと思う。

まず日本での発売は2013年6月25日で現在は予約受付中というステータスだ。まず大きく従来と異なるのはシャーシが一新されたこと。Golf5から使用しているシャーシから新設計の「MQB」と呼ばれるシャーシに一新したことだ。この「MQB」はモジュール形式になっておりポロからパサートまでモジュールを組み合わせることにより作ることができる。VWでは上級車の技術をGolfに適用することができるとのことだが、共通シャーシの適用範囲を広げたということなのだろう。もちろんGolf7だけではペイしないだろうが適用車種が増えるに従いコスト低減にも寄与する。資金力のあるVWらしいやり方だと思う。こうした新しいシャーシを使用したGolf7の乗り味はどうのようなものなのだろう。

今回の日本導入にあたって非常に戦略的な価格を設定している。ヨーロッパでもそうだがこのクラスの競争は非常に激しく価格はもちろん性能や環境性能まで総合力を比較される。ここ最近のボルボの躍進の原動力となったV40なんかがそのライバルである。
そのなかで伍していくにはまず顧客に強烈にアピールする武器が必要だ。それは安全性能であり燃費性能だ。

↑ Golf7トレンドライン、こうしてみると先代モデルと違いがはっきりとは判らない、まったく普通の車で華がないように思える、一番安いモデルだがもう少し華を持たせることも必要なのではなかろうか、画像はネット上から拝借


ここでスペックを見てみよう。
○Volkswagen Golf TSI Trendline / Volkswagen Golf TSI Confortline
ボディサイズ:4,265×1800×1,460mm
ホイールベース:2,635 mm
重量:1,240kg
エンジン:1,197cc直列4気筒直噴ターボ
最高出力:105馬力/4,500-5,500回転
最大トルク:175Nm/1,400-4,000回転
ミッション:7段DSG 
駆動方式:FF
タイヤ:トレンドライン195/65R15
    コンフォートライン205/55R16
燃費JC08モード:21.0km/L
価格:トレンドライン249万円
   コンフォートライン269万円


↑ Golf7コンフォートライン、後ろから見ると先代モデルよりも角が立つデザインだ、リアバンパー辺りが少し重い印象、太いCピラーはGolf代々のアイデンティティーなのだろう、画像はネット上から拝借


○Volkswagen Golf TSI Highline
重量:1,320 kg
エンジン:1,395cc直列4気筒直噴ターボ
最高出力:140馬力/4,500-6,000回転
最大トルク:250Nm/1,500-3,500回転
ミッション:7段DSG
タイヤ:225/45R17
燃費JC08モード:19.9km/L
価格:299万円

スペックを見て気になるのが幅だ、ついにゴルフも1800mmになってしまった。随分と大きく立派になったものだ。現在のポロが出た時にGolf1の後継はポロと言われたのはこのためだ。このボディーサイズのため軽量化に励んだようだが絶対値は結構な重さとなっている。

↑ Golf7ハイライン、ホイールが少し大径になってコンフォートラインよりはカッコは良くなってきた、なんだかときめかないデザインだが質実剛健というイメージもない少々中途半端な気がする、かなり売れるだろうがどのくらい売れるのだろう、画像はネット上から拝借


これからが重要なポイントだがこのGolf7に組み込まれている最新テクノロジーが凄い。
まず安全装備から見てみよう。
横滑り防止装置ESP、フロントエアバッグ(運転席/助手席)、ニーエアバッグ、サイドエアバッグ(前席/後席)、カーテンエアバッグ、「Front Assist Plus」(スバルのアイサイトのようなモノ)、シティエマージェンシーブレーキ(UP!で話題になったモノ)、「プロアクティブ・オキュパント・プロテクション」(事故ると判断した場合にシートベルトを巻き上げウィンドウを閉める)、「マルチコリジョンブレーキシステム」事故った時に2次衝突を回避するため10km/hまで減速させる、「Fatigue Detection System」(ようするに居眠り防止システム)、「ACC」アクティブクルーズコントロール(車間距離の維持)、「Lane Assist」(車線逸脱をしそうな時にステアリングに介入)
これだけの安全装備が導入されているわけである。よく見るとカブっているものもあるがよくもこれだけ装備したものだ。ボルボのような歩行者保護の装置は無い。

燃費に関してもJC08モードで約20km/Lなので大したものだ。ただしご多分に漏れずハイオクガソリン仕様なので金額換算ではビックリする数値ではない。思えば輸入車でレギュラーガソリンを利用できる車はほとんど見たことが無い。
エンジンはヨーロッパでは「Polo Blue GT」で採用済みの気筒休止システムが1.4Lモデル(ハイライン)に採用されている。このおかげで1.2Lモデルに対して遜色のない燃費をたたき出している。

気になるデザインだが個人的には超保守的だなぁと感じる。あまり変わらないことを美学にしているようだが、これだけデザインが意図的に変わらないと離れる顧客も多いのではないだろうか。車にそれほどこだわりが無く、実用的で良いモノ感を求める層には大いに受けると思う。

最後にドライバビリティーはどうだろう、少しは面白味のあるハンドリングに進化したのだろうか。個人的にはGolf5 GTI Pirreliというモデルに乗っていたころがあるが、準直線番長でありアールの大きなコーナーは得意だったが小さなコーナーは苦手としていたものだ。
しかしGolfに乗ると感じる安心感や安定感は大したもので、このサイズの他の車からは決して感じることが無かった感覚だった。それもやみくもに剛性感があるとか堅いとかというモノではなかったから絶妙な味付けなのは間違いない。

いずれにしてもかなり良く作りこまれた高品質な車ということは間違いない。キチっとした車が好きな多くの日本人の感性を良く突いていると思うのだ。ただ心躍るということが感じられないのは少し残念な気がする。


20130530追記
リアサス形式
ハイライン:マルチリンク式
その他:トーションビーム式
今日はこのへんで

では


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