最近のボルボはスポーティー路線、「Volvo V40 Pirelli エディション」

ピレリと言えばタイヤメーカーだが時々凝ったコラボ車を気まぐれのように出してくる。

今回のはボルボとそのチューニングメーカーであるハイコスポルティフ、それにピレリの組み合わせだ。V40をベースに外装からエンジンまで手の入ったスペシャルモデルである。当然スペシャルモデルなので台数は限定になると思われるので、これまた日本に導入されるのか、されても何台が割り当てられるのかは不明なのだ。

日本人はこの限定という言葉に非常に弱い、たぶん人と違ったモノを持ちたいという心が働いているのだろう。普段は人と違ったことをして目立つのを嫌うのに車に関しては別の感性を持ち合わせているのだろうか。

「Volvo V40 Pirelli エディション」のスペックは次の通り
エンジン:1.6Lガソリンターボ
最高出力:148馬力
最大トルク:240Nm
0-100km/h:7.9秒(ノーマル8.8秒)
最高速度:230km/h
Heico Sportivの装備:エアロパーツ、マフラー、足回り30ミリダウン、インテリアパーツ等



↑ 「Volvo V40 Pirelli エディション」のフロント画像、低く構えて精悍に見える、あまり仰々しいエアロでないのが良いところか、ボルボもこうしてみるとアグレッシブな印象だ、画像はネット上から拝借


↑ 「Volvo V40 Pirelli エディション」のリア画像、こちらはかなりスポーティー、デフューザーとマフラーの関係が非常に良い感じ、ボルボ特有のリアハッチのへっこみが目立たなくなってこちらのほうがノーマルよりも個人的には好みだ、画像はネット上から拝借


↑ 「Volvo V40 Pirelli エディション」のコックピット、ステアリングホイールのマーキングとペダルがスポーティーさを出しているが基本的にノーマルと変わらない、色目も渋くて目立たないところが玄人好み?、画像はネット上から拝借


↑ 「Volvo V40 Pirelli エディション」の内装、ポイントポイントにハイコスポルティフのパーツが使われている、これらの部品がノンスタンダードかどうかは不明、他では買えない部品が付いているのならこの車の価値は高いだろう、サイドブレーキレバーがそうだが社名ロゴが目立ち過ぎだ、シートはノーマルと同じなのだろうか、画像はネット上から拝借


↑ 「Volvo V40 Pirelli エディション」のフロントホイール回り、やっとピレリの名前が登場、ホイールは専用のホイールのようだ、タイヤはピレリP0、画像はネット上から拝借



ピレリと言えば過去にはこんなピレリもあった。Golf5とのコラボでピレリモデルが日本でも発売されていた。かくいう私も限定の言葉に心動き購入した一人だ。
簡単に言うとエンジン、足回り、タイヤ&ホイール、エアロ、内装がスペシャルなモデルだった。外観で目立たず(そのモデルだと分かる部分が少ない)、中身はノーマルよりも速いというモデルだった。一番のお気に入りは実はシートだった。
↑ Golf5 Pirelliのシート、タイヤのトレッド(ピレリPゼロ)がモチーフだ、内装では黄色いステッチとシートがスペシャルだった、外観は全く目立たたなかったが個人的には大変好みのモデルだった、このモデルはコラボするチューニングメーカーは登場せずVWとPirelliのみの組み合わせだった、画像は自分で乗っていたGolf5 Pirelliのもの



こういった限定モデルは限定なだけに魅力的だ。
特にメーカーがチューニングしたエンジンや足回りが装備されていると、もうたまらんという感じだ。
ボルボのチューニングはあまり一般的ではないと個人的には思うので、スポーティーイメージを与えることとそうしたチューニングの余地もある車なんだというアピールにはもってこいだと思う。
いずれにしてもこうした選択肢が増えるのは良いことだ。


今日はこのへんで

では



ポチっと応援お願いします
ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村

ポチポチっと応援お願いします

人気ブログランキングへ

GTi is Backなんですって、「プジョー208GTI」、少しだけ追記

「GTi is Back」というキャッチフレーズと共にプジョー208GTIが帰ってきた?

私のようなおっさん世代だとプジョーと言えば205だったり105だったりするわけだが、その理由はプジョーらしさをその車達が十分すぎるほど表現しているからだと思う。

普段使いもできて軽量コンパクト、走らせれば脱兎の如く(いささか表現が古い)すばしっこくて楽しいというところではないだろうか。ついでに言うと乗り心地も俗に猫足と言われるように、しなやかだがレベルの高い足回りだったりする。

そこには過剰な装飾は不要で、機能性高くシンプルかつ実用的、少しだけスパイスという感じだ。言うのは簡単だが製品としては味付けが難しいのかもしれない。

こう言う車が受けるのは一部の車好きだけなのであろうか。私はそうではないと思うのだ。日常使いができる実用性の高い車が走らせても気持ち良ければ、なお良いではないか。
ウチの家内もメカの事は全く分からないが、走らせて気持ちの良い車だと言う事は分かる。つまり車を走らせて気持ち良いと感じるのは一部のマニアだけのモノではないのだ。

現状を考えてみると次のような事ではないかと思う。日常使いの車で実用性もバッチリ、そして走らせれば気持ち良い、こんな車がなかなか見当たらない。だからそれがどういう感覚なのか知らない人が多いのではないかと思うのだ。

特に日本車ではここに気を使っている実用的なコンパクトカーは皆無だ。もっとこの辺りを考えなければならないのではないだろうか。

話しがそれてしまったが、新型プジョー208GTIは205への先祖返りでこんな車に仕上がっているのではないかと期待させる。早く乗ってみたいものだ。


↑ 新型プジョー208GT、ボディーサイズも小さくなり程よい大きさ、全体的に丸みを帯びているがキチンと出るとこは出てるという感じ、画像はネット上から拝借


↑ 新型プジョー208GT、エンジンは2.0LのNAから1.6Lのターボになった今時の選択、個人的にはターボはあまり好まないが乗ってみないと分らない、見るからにコンパクトなエンジンだ、画像はネット上から拝借


↑ 新型プジョー208GT、ブレーキは普通のスライドピンのキャリパーのようだ、形式にこだわるよりタッチや効きが大事だと思う、コンパクトカーだけにコストが厳しいところなのだろう、画像はネット上から拝借


↑ 新型プジョー208GT、マフラー部分、この角度からは分らないが出口のマフラーカッターだけが台形の形なのかもしれない、まぁでも雰囲気はある、画像はネット上から拝借

20130722追記
実車を見て来たのでその印象を簡単に記する。
思っているよりも高級路線、車内は革の匂いがしており高級感がある。なかなか居心地の良い車内スペースを演出していると思った。
ボンネットを開けると残念な事にブレーキマスターシリンダーは助手席側にある、この辺りはマイナーな輸入車はなかなか改善されないようだ。もう少し頑張って欲しいものだ。



今日はこのへんで

では


ポチっと応援お願いします
ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村

ポチポチっと応援お願いします

人気ブログランキングへ

このサイズで30km/L!、「アコード ハイブリッド」発売は6月21日

新型アコードハイブリッドの露出が最近大変多い。

新型アコードハイブリッドの発売は2013年6月21日に予定されている。この6月はGolf7の発売もあり目が離せない。

ホンダがかなりの広告費を掛けているのだろう。それだけ今回の新型アコードハイブリッドに力が入っているのだと思う。ここまでホンダはハイブリッドの分野でトヨタの後塵を拝してきた。それだけになんとしてもこの分野で巻き返す必要があるのだ。将来のホンダのハイブリッドやEVの分野のイメージを決定付ける事になるかもしれないからだ。

↑ 新型アコードハイブリッドの後ろ姿、少しファットな印象だがまずまずのたたずまい、トランクのあたりにフーガとの近似性を感じる、リッドが前後にあるのはガソリンと電気の充電用か(アメリカではアコードPHV発売中だ)、画像はネット上から拝借


燃費もこのクラスのハイブリッド車としては驚異的な30km/Lを叩き出している。

その新型アコードハイブリッドは走行用と発電用の2つのモーターの構成を取る。駆動方式はFFだが、基本的にエンジンでの走行は速度域がマッチした時のみでミッションは介在しない。それ以外の領域ではエンジンは発電に使われる。普段はクラッチで駆動系統と切り離されていて走行抵抗にならないようにしているわけだ。ちなみに電池はリチウムイオン電池で容量は1.3kw/hのものをリアに積む。

新型アコードハイブリッドのハイブリッドシステムの稼働モードは3種がある。
1:電池だけとモーターのみで走るモード
2:エンジンが回り発電する事でモーターを駆動するモード
3:エンジンが回り駆動を行うモード
普段エンジンは発電に使用し、場合によってはエンジンによる駆動を行う。こうすることでエンジンの一番効率の良い領域を使う事ができる。

↑ 新型アコードハイブリッドのEVモード解説の図、バッテリーと駆動用モーターのみで走行しエンジンはクラッチで切断されてロスが少ない仕組み、画像はネット上から拝借


↑ 新型アコードハイブリッドのハイブリッドドライブモード、エンジンが発電機を回して電力を供給してモーターで走る仕組み、これは三菱アウトランダーPHEVと同じ、画像はネット上から拝借


↑ 新型アコードハイブリッドのエンジンドライブモード、エンジンが働き駆動力を供給する、特定の条件が揃わないとこのモードにならない、またミッションが介在しない所も三菱アウトランダーと同じだ、画像はネット上から拝借


発売日をGolf7の直前に持ってきたのも何かの戦略なのか、少し気になるがまぁ良いとして。新型アコードハイブリッドはこれからのホンダの屋台骨を支えることができる車に育つのか、それとも鳴かず飛ばずになってしまうのか気になるところではある。注意深く見守りたい。


今日はこのへんで

では



ポチっと応援お願いします
ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村

ポチポチっと応援お願いします

人気ブログランキングへ

68万円の3輪コミューター?、1人乗りのスーパーカー?

ここのところコミューターの話題が結構ある。

アメリカからはElio Motorsから68万円で3輪の車が出るとの話だ。スマートからも新しいモデルが発表になり価格も安くなった。少し前には日本でもトヨタ車体がコムスという1人乗りのEVを売り出していて、宅配業務に使われているようだ。
また実際にはこの動きと関係ないと思うがランボルギーニの1人乗りスーパーカー「エゴイスタ」も姿を表したりしている(笑)。

↑ Elio Motorsの3輪自動車、外観からして大きさはミニマムのようだ、一人乗りだが荷物が載りそうにもない、コーナリングはどんな感じだろう?こけないのか心配だ、68万円が高いか安いかは判断不能、パワーソースはエンジンのようだ、画像はネット上から拝借


街中限定であればこうした小さな1人乗りのコミューターは大いに利用価値がある。狭い路地も自由に入って行けるし、駐車スペースも小さくて済む。もちろん燃費も節約できる。

これが郊外となるとお話が変わる。車の流れが速くなり、こうした小さなコミューターは流れに乗れないことが多くなるのではないだろうか。交通トラフィックに乗れないのは大変危険でもあるし、ひいては渋滞等を引き起こす事になる。また比較的高い速度域での安全性も心配ではある。

↑ トヨタ車体のコムス、こちらも一人乗りのEV、宅配業界などには重宝がられているようだ、狭い住宅街にも入っていけそう、体がむき出しなので配達用の3輪原付と同じような使い方になるのだろう、横から突っ込まれたらどうしようもなさそうな印象だ、画像はメーカーサイトより拝借


またこうしたコミューターに乗る人の問題も有りそうだ。小さくて安いので比較的高い年齢層の方が多くなるのではないだろうか。

↑ 「smart fortwo electric drive」の横からの画像、とっても短いのが印象的、少なくてもこれくらいのカウルというかボディーが無いと危険だと思う(スマートは十分安全を確保しているが)、座ってみると広くはないが意外とキャビンは快適、画像はメーカーサイトより拝借


イロイロ考えると、こうしたコミューターの上手い利用の仕方を真剣に考えた方が良いと思う。性能やサイズ、安全装備等が大きく異なる他の車と共存を考えるべきだと思う。
しかし、現実にはかなり難しい問題だ。以前からこうした事は言われてはいるが何も変わっていないのが現実だし、実際の製品の方が先行してしまっている。このままではしばらくすると消えて行ってしまい、一部で細々と生き残るのみという事になってしまうのでないか。
個人的には軽トラックが一番のコミューターになり得るような気もする。

↑ 「Lamborghini Egoista」、こちらは究極の一人乗り、前は流星号、後ろはランボルギーニな形状だ、ガラスがオレンジなのはアレだがこれで一人でどこへ出かけようか悩むのではないか、画像はネット上から拝借



今日はこのへんで

では


ポチっと応援お願いします
ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村

ポチポチっと応援お願いします

人気ブログランキングへ

新型「Peugeot 308」はスッキリフェース

2013/05/30
プジョーから新しい308が発表になっている。

そう言えばプジョーのグリルが怪獣のようなモノになったのはいつからだろうか。見方によってはアグレッシブなフロントの造形なのだが、プジョーのコンパクトカーにそれを求める人は少ないと思う。

↑ 新型Peugeot 308のフロント部分、ずいぶんとすっきりした印象だ断然こちらのほうが良いと思う、208の流れと同じく程良い抑揚が付きいい感じに仕上がっている、画像を見る限り全幅は結構大きくなっているかも、画像はネット上から拝借


それにサイズが少々大きくなり過ぎたと思う。これは全体的な傾向だがボディーサイズが大きくなって行く傾向が強い。作り手の方にもイロイロ事情はあるだろうが、車を走らせる環境はそれほど変わってないように思えるのだ。
と言う事は大きくなったボディーを同じ道で走らせて、あぁ下手になったなと嘆息する訳である。これはひとえに自分の腕が下手くそになったからではなさそうだ、ボディーが大きくなっているから起こる事なのかもしれない。

↑ 新型Peugeot 308のサイドからの画像、ハッチバックの辺りが少し単調な印象だが全体的にスッキリした外観、お尻の部分はアウディとの近似性も感じさせる、リアの居住性も十分な感じだ、画像はネット上から拝借


プジョーにはつい最近モデルチェンジした208というコンパクトカーがあるが、208はファミリーで利用するには少々小さい。これに対して308は日本でもファミリーで使うにはピッタリのサイズではなかろうか。
そのサイズは全長4250mm、全高1460mmで、現行モデルで全長は65mm短く、全高は55mm低くなっている、残念ながら全幅は現在のところ不明。
シャーシは新開発のモジュラープラットフォーム「EMP2」を利用して旧型に比較して140kg!の軽量化を実現している。


↑ 新型Peugeot 308のインパネ、それほど先進的な感じはしないがシンプルな中にもセンターあたりに先進性を感じさせるデザインだ、ただセンターコンソールの幅が太くて足元が狭そう、ステアリングとメーターナセルの位置関係が面白いステアリング位置が低い、シートはタップリとしている、画像はネット上から拝借


全体的なデザインは208と同様の方向性で、少し丸みを帯びた中にキュっとエッジが効いている感じです。

個人的には208以降のプジョーのデザインはお気に入りである。小さくてもピリっと何か他と違うという主張が欲しいと思うのである。

今日はこのへんで

では


ポチっと応援お願いします
ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村

ポチポチっと応援お願いします

人気ブログランキングへ

QRコードでレスキューする時代がすぐそこに、メルセデスのレスキュー用QRコー ドシステム

今まで有りそうで無かったQRコードを利用したシステムである。

ITの分野としては非常に単純明快なシステムだ。QRコードをスキャンして、そこに埋め込まれているコードに沿ってサーバーにアクセスし情報を得るだけだ。

ドイツは元々事故った後の処置についてかなり進んでいる(もちろん事故らないための仕組みにも熱心だ)。
救助隊が救出しやすいようにドアロックはしないとか、脱出のためのシートベルトカッターや窓ガラスを割るためのハンマーなどの装備は今では日本でも常識になっている。また事故後の自動車メーカーによる現地調査も詳細に行われていて製品にフィードバックされている。

今回のシステムは他の自動車メーカーが全く手を付けていない分野だ。
車両に貼り付けられたQRコードをスマートフォンなどでスキャンすると、車両の詳細、油圧系統、エアバッグ、電気系統、その他の情報が端末に表示される。表示される情報は救助隊にとって大変有効な情報となる。
このQRコードをメルセデス車のBピラーと給油口のフタ裏に装備して行くということだ。
車両の中に書類で置いていても、どこにあるのか分からないとか、素早く取り出せないとかでは救助の現場では困るのだ。


↑ メルセデスのQRコードシステム、ガソリン給油口の蓋の裏やBピラーにQRコードを設置してスマートフォン等で読み込み車両情報を得るもの、単純だがこうしたシステムは無かった、画像はネット上から拝借


メルセデスてではこのQRコードのシステムを囲い込まず解放し、他自動車メーカーも利用できるようにしていくとの方針だ。これは良いお話ではないか。

将来EVやPHVが当たり前のように普及し、さらに燃料電池車等が走り回る時代はすぐに来る。車の中身が高い電圧だったり、扱いの難しい電池、水素だったりリスクは増すばかりである。
こうして車の構造が複雑になり、扱いが難しくデリケートになる事が予想されるだけにこうしたシステムは非常に有効だ。

IT的にはハイテクではないが、ちょっとした灯台下暗しという感じではある。

今日はこのへんで

では


ポチっと応援お願いします
ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村

ポチポチっと応援お願いします

人気ブログランキングへ







「TwinFUN」じゃなくて、Renault「TwinRun」だったのね、画像追加

以前Renault「TwinFUN」として紹介したが、どうも本当は「TwinRun」だったようだ。

まあ名前はどうでもよいが、中身は凄いことになっている。外観のかわいらしさからは想像できないほどスパルタンな中身のようだ。

↑ Renault「TwinRun」のフロントからの画像、正面には補助灯をイメージしたライトが目立つ、よく見るとバンパー下の開口部の大きさが尋常ではない、小さくてもしっかりルノー顔している、画像はネット上から拝借


エンジンはメガーヌ トロフィー レーサーの3.5ℓのV6で3498cc、316馬力/6800回転、38.7kgm/4850prmの馬力とトルクを発揮する。これをミッドシップに縦置きして、もちろん後輪駆動だ。さらに6速シーケンシャルミッション、LSDを介して最高速250km、0-100km/hは4.5秒の瞬足である。チューブラーフレームにボディーはファイバー製の張子状態、重量は950kgと軽くて、まんまレーシングカー状態なのだ。

↑ Renault「TwinRun」の同じくフロント画像、車高はかなり低い、補助灯が点灯している薄型の新しいアプローチのライトなのか、あまり過激ではないオーバーフェンダーが良い感じ、画像はネット上から拝借


どうも一般人が乗るには過激すぎる内容だが、次期トィンゴのコンセプトという噂もあり興味津々である。ルノーサンクターボも普通に使うには熱くて(本当に熱い)、好き者しか乗れない車になってしまっていたが、ツインランもそうなってしまうのだろうか。

↑ Renault「TwinRun」のリア画像、リアも非常に個性的、センター出しのツインマフラーの位置が高い、ウィングが本格的なものだ、いかにも効きそうな形をしている、タイヤはボディーサイズからするとかなり太そう、デザインは似た車が無いほど個性的だ、画像はネット上から拝借


内装を見ると一応人が乗れるようにはなっているようだが、エンジンルームの熱気で冬は暖かいだろうが夏は過激すぎて乗れないだろう。だからターボではなくてNAなのかも知れない(想像だが)。

↑ Renault「TwinRun」のエンジンルーム、これじゃ町乗りはきつそうだ、スペースフレームで組まれたシャーシの一部が見えている、金色のパイプはなんだろう、ダンパーは別体式のようだ、赤いパイピングは吸気だろう、銀色のパイピングは排気だろうがこれではちょいと過激すぎないか、キャビンとはアクリル?ガラス?1枚で区切られているのみ!、画像はネット上から拝借


フランス車は時々ものすごい過激な車を輩出するのだが、その時に溜まったエネルギーが爆発するかのごとく内容が物凄いことになっている。まさにボルケーノ!状態である。

↑ Renault「TwinRun」の内装、これだけじゃ良く分からないが金属が剥き出しではなさそう、レーシングカーのような内装だがレースに出る予定があるのか、シーケンシャルシフトとサイドブレーキがラリーカーのようだ、計器類はモニターでまかなうのかほとんど無い、画像はネット上から拝借


時々超過激な車を出してくるフランスは非常に不思議な国だ。でもなんだか人間性があってデザインが個性的で憎めないというか、血が通っているというか素敵だと思う。
あーやっちまったよー、って声が聞こえそうで楽しい気分になれる。なるべくこの形に近い市販車が出てくるのを楽しみに待とうではないか。


20130607追記
↑ Renault「TwinRun」のフレームというか外装を取り去ったところ、完全なスペースフレーム構造でまるでレーシングカーのようだ、フレームの構造自体は目新しさは無いオーソドックスなもの、サスペンションアームからすると前後ともダブルウィッシュボーンの足回りだ、画像はネット上から拝借




今日はこのへんで

では


ポチっと応援お願いします
ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村

ポチポチっと応援お願いします

人気ブログランキングへ

スバルのハイブリッドはちょいと中途半端なスポーティー:XVハイブリッド

2013/05/26
スバルのクロスオーバーであるXVにハイブリッドモデルが追加された。

スバル初のハイブリッドをクロスオーバーモデルに持ってきたところが今時な判断だ。もっともスバルでは他に適当な車種が無いという事情もあると思うが。XVハイブリッドは2013年6月24日に発売予定だ。

ハイブリッドシステム自体はスバルの独自開発のようだ。提携関係のあるトヨタのシステムをなぜ使わなかったのかは良く分からない。たぶんスバルの独自性を尊重したのであろう。

そのスバル独自のハイブリッドシステムを見てみよう。
2リッターNAの水平対向エンジン(FB20)にハイブリッド向けの改良を加え、CVT(リニアトロニック)ミッションケース内の後方に駆動用モーターをドッキング。駆動用電源の二ッケル水素バッテリーは荷室の底面に搭載。
というのが内容だ。

↑ XVハイブリッド、ニッケル水素バッテリーはトランクに搭載、積載量に影響を与えないで搭載できている、できればもう少し位置を下げて重心位置を下げれないかと思う、画像はネット上から拝借


特徴はスバルの四駆システムをそのままハイブリッド化したことだ。これはある意味スバルの特徴を生かすことになるが、逆に言えばハイブリッドに最適な四駆システムとなっている訳ではないということだ。
モーターのスペックは10kW/65Nmなので強力なものでは無い、電池はニッケル水素バッテリーでリアアクセルの上に搭載される。構造的にもそれほど特殊なものでもない。最初のハイブリッドとしては失敗できないと思うので無難なところだろうと思う。
ハイブリッド化に伴い重量が120kg増加しているので、足回りは当然のことながら別セッティングとなっている。ハブベアリング、ステアリングギアボックスのギア比、ダンパーの減衰セッティング、スタビライザー等が変更されている。この結果ノーマルのXVに比べて比較的スポーティーな感じに仕上がっているようだ。
気になる燃費はJC08モードでノーマルXVが15.8km/Lのところ、XVハイブリッド20km/Lとなっていて30%アップだが平凡な数値だ。

↑ XVハイブリッド、ホイールは専用に設定されているがハイブリッド感があるものでは無いのが残念、足回りはかなり変更されているので乗り味がどのようになっているか楽しみ、画像はネット上から拝借


全体的には中途半端な印象が残るハイブリッドで、実燃費とノーマルモデルとの価格差がカギとなるだろう。その評価が出てきてある程度評価が固まってこないとなかなか購買につながらないのではないだろうか。今後の情報を待ってみようと思う。



[スバルクリーンディーゼル関連の記事]
スバルのクリーンディーゼル戦略、レガシーツーリングワゴン/レガシーアウトバック/フォレスター/XV

スバル「XV」2.0Dとスズキ新型SX4「S-Cross」を比較してみた

日本未導入、フォレスター・クリーンディーゼル



今日はこのへんで

では

もうすぐGolf7が日本で販売開始、今は前夜祭的な感じ

すでにGolf7の情報はかなりの露出があり、その装備と価格にビックリしたのだが少し落ち着いて来たので改めて見てみようと思う。

まず日本での発売は2013年6月25日で現在は予約受付中というステータスだ。まず大きく従来と異なるのはシャーシが一新されたこと。Golf5から使用しているシャーシから新設計の「MQB」と呼ばれるシャーシに一新したことだ。この「MQB」はモジュール形式になっておりポロからパサートまでモジュールを組み合わせることにより作ることができる。VWでは上級車の技術をGolfに適用することができるとのことだが、共通シャーシの適用範囲を広げたということなのだろう。もちろんGolf7だけではペイしないだろうが適用車種が増えるに従いコスト低減にも寄与する。資金力のあるVWらしいやり方だと思う。こうした新しいシャーシを使用したGolf7の乗り味はどうのようなものなのだろう。

今回の日本導入にあたって非常に戦略的な価格を設定している。ヨーロッパでもそうだがこのクラスの競争は非常に激しく価格はもちろん性能や環境性能まで総合力を比較される。ここ最近のボルボの躍進の原動力となったV40なんかがそのライバルである。
そのなかで伍していくにはまず顧客に強烈にアピールする武器が必要だ。それは安全性能であり燃費性能だ。

↑ Golf7トレンドライン、こうしてみると先代モデルと違いがはっきりとは判らない、まったく普通の車で華がないように思える、一番安いモデルだがもう少し華を持たせることも必要なのではなかろうか、画像はネット上から拝借


ここでスペックを見てみよう。
○Volkswagen Golf TSI Trendline / Volkswagen Golf TSI Confortline
ボディサイズ:4,265×1800×1,460mm
ホイールベース:2,635 mm
重量:1,240kg
エンジン:1,197cc直列4気筒直噴ターボ
最高出力:105馬力/4,500-5,500回転
最大トルク:175Nm/1,400-4,000回転
ミッション:7段DSG 
駆動方式:FF
タイヤ:トレンドライン195/65R15
    コンフォートライン205/55R16
燃費JC08モード:21.0km/L
価格:トレンドライン249万円
   コンフォートライン269万円


↑ Golf7コンフォートライン、後ろから見ると先代モデルよりも角が立つデザインだ、リアバンパー辺りが少し重い印象、太いCピラーはGolf代々のアイデンティティーなのだろう、画像はネット上から拝借


○Volkswagen Golf TSI Highline
重量:1,320 kg
エンジン:1,395cc直列4気筒直噴ターボ
最高出力:140馬力/4,500-6,000回転
最大トルク:250Nm/1,500-3,500回転
ミッション:7段DSG
タイヤ:225/45R17
燃費JC08モード:19.9km/L
価格:299万円

スペックを見て気になるのが幅だ、ついにゴルフも1800mmになってしまった。随分と大きく立派になったものだ。現在のポロが出た時にGolf1の後継はポロと言われたのはこのためだ。このボディーサイズのため軽量化に励んだようだが絶対値は結構な重さとなっている。

↑ Golf7ハイライン、ホイールが少し大径になってコンフォートラインよりはカッコは良くなってきた、なんだかときめかないデザインだが質実剛健というイメージもない少々中途半端な気がする、かなり売れるだろうがどのくらい売れるのだろう、画像はネット上から拝借


これからが重要なポイントだがこのGolf7に組み込まれている最新テクノロジーが凄い。
まず安全装備から見てみよう。
横滑り防止装置ESP、フロントエアバッグ(運転席/助手席)、ニーエアバッグ、サイドエアバッグ(前席/後席)、カーテンエアバッグ、「Front Assist Plus」(スバルのアイサイトのようなモノ)、シティエマージェンシーブレーキ(UP!で話題になったモノ)、「プロアクティブ・オキュパント・プロテクション」(事故ると判断した場合にシートベルトを巻き上げウィンドウを閉める)、「マルチコリジョンブレーキシステム」事故った時に2次衝突を回避するため10km/hまで減速させる、「Fatigue Detection System」(ようするに居眠り防止システム)、「ACC」アクティブクルーズコントロール(車間距離の維持)、「Lane Assist」(車線逸脱をしそうな時にステアリングに介入)
これだけの安全装備が導入されているわけである。よく見るとカブっているものもあるがよくもこれだけ装備したものだ。ボルボのような歩行者保護の装置は無い。

燃費に関してもJC08モードで約20km/Lなので大したものだ。ただしご多分に漏れずハイオクガソリン仕様なので金額換算ではビックリする数値ではない。思えば輸入車でレギュラーガソリンを利用できる車はほとんど見たことが無い。
エンジンはヨーロッパでは「Polo Blue GT」で採用済みの気筒休止システムが1.4Lモデル(ハイライン)に採用されている。このおかげで1.2Lモデルに対して遜色のない燃費をたたき出している。

気になるデザインだが個人的には超保守的だなぁと感じる。あまり変わらないことを美学にしているようだが、これだけデザインが意図的に変わらないと離れる顧客も多いのではないだろうか。車にそれほどこだわりが無く、実用的で良いモノ感を求める層には大いに受けると思う。

最後にドライバビリティーはどうだろう、少しは面白味のあるハンドリングに進化したのだろうか。個人的にはGolf5 GTI Pirreliというモデルに乗っていたころがあるが、準直線番長でありアールの大きなコーナーは得意だったが小さなコーナーは苦手としていたものだ。
しかしGolfに乗ると感じる安心感や安定感は大したもので、このサイズの他の車からは決して感じることが無かった感覚だった。それもやみくもに剛性感があるとか堅いとかというモノではなかったから絶妙な味付けなのは間違いない。

いずれにしてもかなり良く作りこまれた高品質な車ということは間違いない。キチっとした車が好きな多くの日本人の感性を良く突いていると思うのだ。ただ心躍るということが感じられないのは少し残念な気がする。


20130530追記
リアサス形式
ハイライン:マルチリンク式
その他:トーションビーム式
今日はこのへんで

では


ポチっと応援お願いします
ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村

ポチポチっと応援お願いします

人気ブログランキングへ