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アウディ新型A4セダンとアバントが発表かなり気合の入った内容

2015/09/14
アウディーから新型のA4セダンとアバントが発表されている。ボリュームゾーンの車だけに内容には力が入っているようだ。
そこで現在の情報をまとめてみた。


アウディ新型A4のスペック

現在分かっているスペックを書き出してみた。

サイズ:全長4.73m
ホイールベース:2.82m
CD値:セダン0.23、アバント0.26
エンジン:3種のTFSIエンジン、4種のTDIエンジン
 1.4TFSI 4気筒 150hp 250Nm/1,500~3,500rpm、7速Stronic0-100km/h加速8.9秒(FF)、最高速度210km/h、4.9L/100km(20.4km/L)、1,320kg
 2.0TFSI 4気筒 190hp 320Nm/1,450~4,200rpm、7速Stronic0-100km/h加速7.3秒(FF)、最高速度238km/h、4.8L/100km(20.8km/L)
 2.0TFSI 4気筒 252hp 370Nm/1,600~4,500rpm、7速Stronic0-100km/h加速5.8秒(FF)、最高速度250km/h、5.7L/100km(17.5km/L)
 2.0TDI 4気筒 150hp 320Nm/1,500~3,250rpm、7速Stronic0-100km/h加速9.0秒、最高速度213km/h、3.8L/100km(26.3km/L)
 2.0TDI 4気筒 190hp 400Nm/1,750~3,000rpm、7速Stronic0-100km/h加速7.7秒(FF)、最高速度237km/h、4.2L/100km(23.8km/L)
 3.0TDI 6気筒 218hp 400Nm/1,250~3,750rpm、7速Sトロニック0-100km/h加速7.7秒(FF)、最高速度237km/h、4.2L/100km(23.8km/L)
 3.0TDI 6気筒 272hp 600Nm/1,500~3,000rpm、8速tiptronic0-100km/h加速5.3秒(FF)、最高速度250km/h、4.9L/100km(20.4km/L)
駆動方式:FFおよびQuattro
ミッション:6MT、7速Sトロニック(FFモデル, freewheeling機構付き)
デフ:TDI 272hp→スポーツデフ(オプション)
採用技術:
 Matrix LED headlights
 virtual cockpit(オプション、12.3インチディスプレー、1,440×540pixels)
 smartphone interface
 Bang & Olufsen Sound System with 3D sound
 phone box with wireless charging
 head-up display
 driver assistance systems
 Audi connect services
 MMI(8.3インチディスプレー)
 Tour assistance system
 City assistance system
 Broad spectrum(アジャスタブルダンパー)
車両ネットワーク:FlexRay bus system+CAN
発売開始:ドイツでは2015年8月より受注開始、2015年秋デリバリー予定


ディーゼルエンジン(TDI)に重きが置かれているようで、トップレンジモデルも3.0TDIとなるようだ。このトップレンジの3.0TDIエンジン(272hp)は今時珍しい6気筒で8速tiptronicが組み合わされ他と区別されている。

今回のモデルチェンジの目玉はエンジンもさることながら、安全装備の充実、それにマンマシンインターフェースが格段に進化しているように見える。


アウディ新型A4の画像


では外観を中心に画像を見てみよう。
アウディ新型A4 2.0 TFSI quattroセダン
↑ アウディ新型A4 2.0 TFSI quattroセダンのフロント画像、元々カチッとしたコンサバな外観だったがさらにカチッとした感じ、品行方正でクリーンなイメージとなっている、画像はメーカーサイトより拝借

アウディ新型A4 2.0 TFSI quattroセダンのリア画像
↑ アウディ新型A4 2.0 TFSI quattroセダンのリア画像、従来の路線を踏襲しているがラインが少しシャープになり精悍さが増した、良く知らない人が見ると新型って気が付かないかも、画像はメーカーサイトより拝借

↑ アウディ新型A4 2.0 TFSI quattroセダンのサイド画像、リアウィンドウの形状からかキャビンが腰下から後退しているような印象を受ける、こうしてみると全く普通のセダンだ、画像はメーカーサイトより拝借

アウディ新型A4 2.0 TFSI quattroセダンのフロント画像イエロー
↑ アウディ新型A4 2.0 TFSI quattroセダンのフロント画像イエロー、アウディーの黄色は非常にきれいな黄色で個人的には大好きな色だ、ブルーと同じモデルだが活発そうに見える、画像はメーカーサイトより拝借

↑ アウディ新型A4 2.0 TFSI quattroセダンのリア画像イエロー、横から見ても余分なラインが無くクリーンなイメージ、今回のA4も非常に人気が出そうだ、セダンらしいシルエットで使いやすそうな車となっている、画像はメーカーサイトより拝借

アウディ新型A4 2.0 TFSI quattroセダンと3.0 TDI quattroアバントのツーショットフロント
↑ アウディ新型A4 2.0 TFSI quattroセダンと3.0 TDI quattroアバントのツーショットフロント、アバントは前から見るとセダンと全く変わらない、このクラスの車はまずワゴンボディーありきで作るのではないかと思うほどアバントのシルエットが素晴らしい、画像はメーカーサイトより拝借

アウディ新型A4 2.0 TFSI quattroセダンと3.0 TDI quattroアバントのツーショットサイド
↑ アウディ新型A4 2.0 TFSI quattroセダンと3.0 TDI quattroアバントのツーショットサイド、セダンよりもアバントのほうがシルエットは自然だ、このクラスの新しいベンチマークとなるかもしれないモデルだ、画像はメーカーサイトより拝借

↑ アウディ新型A4のインパネ画像、TTと同じくメーターパネルに12.3インチディスプレーが組み込まれている、さらにダッシュセンターに8.3インチディスプレーが付く、ディスプレーだらけだ、個人的にはディスプレーばかりになるのは好みではないがアウディー流にうまくインターフェースを作り重要な部分はブラインドタッチが可能だ、画像はメーカーサイトより拝借



↑ アウディ新型A4のメーターパネル、TTと同じ方式が採用されている、遠目にはアナログメーターと変わらないところが凄い、ナビの表示はハンドル越しに覗き込まないといけないので少し見ずらいかもしれない、画像はメーカーサイトより拝借

アウディ新型A4のシフトレバー部分
↑ アウディ新型A4のシフトレバー部分、シフトレバー自体はスイッチとなっているのでストロークが非常に短い、そこに手を置いてその前方のダイヤルを操作する方式となっている、これである程度のコントロールがブラインドタッチできる、なかなか良く考えられたインターフェースだと思う、パッと見はコンサバでよろし、画像はメーカーサイトより拝借

アウディ新型A4のリアシート画像
↑ アウディ新型A4のリアシート画像、ヘッドクリアランスも十分ありそうで居心地の良さそうなリアシートだ、オプションでリアシート用のディスプレーを選択する事が可能、普通のセダンでもこうした装備がされる時代になった、画像はメーカーサイトより拝借



どうもすでにドイツでは受注が始まっているようだ。デリバリーはもう少し先になるようだが日本に入ってくるのも想像よりも早いのではなきだろうか。
少々ボディーは大きくなったようだが正統派のセダンとして人気が出そうな印象だ。



今回はこのへんで
では

ルノー「Renault Talisman」はDセグメント戦略車種、セダンとエステートが揃った

2015/09/08
フランクフルトショー向けに「Renault Talisman Estate」が公開されている。
この「Renault Talisman」はセダンとエステートがあり、セダンは少し前に公開されていた。
今回のエステートの発表で「Renault Talisman」のラインアップが揃った。
「Renault Talisman」のデザインを見ると非常に端正でどこかVWのパサートにも通じた外観をしている。こういったあっさりしたデザインがDセグメントのトレンドとなるのだろうか。
「Renault Talisman Estate」のリア画像
↑ 「Renault Talisman Estate」のリア画像、VWパサートとは異なり角の取れたデザインだがあっさりスッキリしている、スタイリッシュでかつ使いそうなデザインだ、曲線の使い方がルノーっぽい、画像はメーカーサイトより拝借


「Renault Talisman Estate」スペック

現在分かっている「Renault Talisman Estate」のスペックは次の通り。

サイズ:全長4.86m×全幅1.87m×全高1.46m
ホイールベース:2.81m
ガソリンエンジン:TCe150/TCe200、7速EDC
ディーゼルエンジン:dCi110(6速MT/6速EDC)、dCi130(6速MT/6速EDC)、dCi160ツインターボ(6速EDC)
足回り:four-wheel steering with active damping
車両制御:Multi-Sense(Comfort/Sport/Neutral/Eco)
安全装置:ADAS
 Adaptive Cruise Control(ACC)
 Lane Departure Warning(LDW)
 Safe Distance Warning(SDW)
 Traffic Sign Recognition with Over Speed Prevention(TSR / OSP)
 Blind Spot Warning(BSW)
 automatic dipped and main beam headlights(AHL)
インフォテインメント:R-Link2(7インチ横型/8.7インチ縦型、multi-function rotary control)
積載:572L、1700L(リアシート折りたたみ時)
発売開始:ヨーロッパで2016年前半発売開始


「Renault Talisman Estate」の画像

「Renault Talisman Estate」のフロント画像
↑ 「Renault Talisman Estate」のフロント画像、フロントマスクは少し厚ぼったい印象もあるが孫うこと無きルノー顔、ホイールがボディーに対して大径で洗練された印象を与える、ヨーロッパではワゴンボディーの出来が良くないと勝負できないので力が入っている、画像はメーカーサイトより拝借

「Renault Talisman Estate」のサイド画像
↑ 「Renault Talisman Estate」のサイド画像、端正なシルエットを見せるが強烈な印象は無い、リアフェンダーのあたりがルノーらしいと言えばルノーらしい、画像はメーカーサイトより拝借


「Renault Talisman」の画像

「Renault Talisman」のフロント斜め画像
↑ 「Renault Talisman」のフロント斜め画像、セダンボディーもあっさりしたデザイン、フロントマスクを見ないとルノーの車と分からないかもしれない、画像はメーカーサイトより拝借

「Renault Talisman」のリア斜め画像
↑ 「Renault Talisman」のリア斜め画像、テールランプ辺りにわずかにルノーらしさを感じるがエステートよりもセダンのほうがルノー色が薄い、個性的とは言い難いが全体的にはスッキリしたデザインで好感が持てる、画像はメーカーサイトより拝借


競争の激しいヨーロッパのDセグメントに投入する車となるので「Renault Talisman」には力が入っているようだ。デザイン面ではルノーらしさがあまり感じられないが万人受けしそうなデザインとなっている。
このクラスなので安全装備や車両制御はてんこ盛りであらゆる技術が搭載されているようだ。
ヨーロッパでの発売は2016年の前半となっているので今回発表された両モデルはすでに生産型に近いのだろう。果たしてパサートの対抗馬として日本には来るのだろうか。


今回はこのへんで
では


フォード「Mustang Shelby GT350R」、なんと2シーターでカーボンホイールを装備

2015/08/26
我々の世代はシェルビーと言えば、まずシェルビーコブラを思い浮かべる。
シェルビーはアメリカでスポーツカーを作り続けている老舗チューナーの1つだ。そのシェルビーの名前を冠したマスタングがフォードから発売されている。
「Mustang Shelby GT350」と「Mustang Shelby GT350R」の2種があり、いずれも内容はその名に恥じない過激なモノだ。
最近「Mustang Shelby GT350R」は工場から出荷を開始した。


GT350とGT350Rの違い

「Mustang Shelby GT350」は2種類あるのだがRが付くとトラック(サーキット)専用マシンと位置付けているようだ。
エンジンや駆動系は共通だが一番の違いは乗車定員が4名から2名になる事、それにダンパーやタイヤホイールが異り、さらにカーボンのパーツが多用される事だ。これにより50kgほど軽量化されているのだ。

↑ 「Mustang Shelby GT350R」軽量化バージョン、軽量化を狙い2シーター化されている、ボディーパーツにカーボンが多用されホイールまでカーボン!、タイヤサイズも1サイズ大きなモノが付く、足回りはマグネライドダンパーを装備する、画像はメーカーサイトより拝借

「Mustang Shelby GT350」
↑ 「Mustang Shelby GT350」ベースモデル、ベースモデルでも迫力の外観だ、キチンと効きそうなフロントリップを装備している、シェルビーの名前にふさわしいモデルとなっている、画像はメーカーサイトより拝借


「Mustang Shelby GT350R」のスペック

ではさっそく「Mustang Shelby GT350R」のスペックを見てみよう。

サイズ:全長4,783mm×全幅1,928mm×全高1,382mm
ホイールベース:2,720mm
エンジン:5.2L Flat Plane Crank V8
最高出力:526hp/7,500rpm
最大トルク:583Nm/4,750
ミッション:6MT
サスペンション:前ストラット、後インテグラルリンク、Rのダンパーはマグネライド
ブレーキ:前393mm2ピースクロスドリルドディスク ブレンボ6ピストンキャリパー、後381mm2ピースクロスドリルドディスク ブレンボ4ピストンキャリパー
タイヤホイール(GT350):Michelin Pilot Super Sport、前295/35 ZR 19(19×10.5Jアルミ)、後305/35ZR19(19×11Jアルミ)
タイヤホイール(GT350R):Michelin Pilot Sport Cup2、前305/30ZR19(19×10.5Jカーボン)、後315/30ZR19(19×11Jカーボン)
乗車定員:4名(GT350)、2名(GT350R)
車両重量:1,706kg(GT350)、1,656kg(GT350R)
P/Wレシオ:3.24kg/hp(GT350)、3.15kg/hp(GT350R)
※最高出力を発揮する回転数に注目、排気量に似合わず高回転型のエンジンだ

GT350R専用装備

MagneRide Damping System
Integrated Driver Control (IDC) System
Aluminum Tower to Tower Brace
Engine Oil, Transmission and Differential Coolers
Heavy-duty Front Springs
19" Carbon Fiber Wheels
Michelin Pilot Sport Cup 2 Tires
-Front - 305/30 ZR 19
-Rear - 315/30 ZR 19
Wheel Locking Kit
Carbon Fiber Rear Wing
Chin Splitter
Unique Chassis Tuning


「Mustang Shelby GT350R」の画像

↑ 「Mustang Shelby GT350R」のフロント画像、いかにも良く走りそうな外観をしている、何故かGT-Rを連想するシルエットだがこちらの方が個人的には魅力的、画像はネット上から拝借

「Mustang Shelby GT350R」のグリル画像
↑ 「Mustang Shelby GT350R」のグリル画像、フロントのリップスポイラーを見るとかなり空力を詰めているのが分かる形状だ、開口部が大きくチューニング度の高さを主張する、画像はネット上から拝借

「Mustang Shelby GT350R」のリア画像
↑ 「Mustang Shelby GT350R」のリア画像、リアはマスタングの雰囲気が良く出ているデザイン、カーボン製のリアスポイラーとデフューザーが付く、画像はネット上から拝借

「Mustang Shelby GT350R」のリア画像その2
↑ 「Mustang Shelby GT350R」のリア画像その2、リアフェンダーの膨らみがかなりのボリューム、リアタイヤは315/30ZR19というサイズを履いている、画像はネット上から拝借

「Mustang Shelby GT350R」のフロントホイール画像
↑ 「Mustang Shelby GT350R」のフロントホイール画像、19インチカーボンホイールを履くフロント、タイヤサイズは305/30ZR19、巨大な6ピストンのブレンボキャリパーがホイール一杯一杯だ、ホイールのロック方式はカーボンホイールなだけに少し特殊なようだ、画像はネット上から拝借

「Mustang Shelby GT350R」のリアホイール画像
↑ 「Mustang Shelby GT350R」のリアホイール画像、リアも19インチカーボンホイールに315/30ZR19という極太のタイヤを履く、キャリパーは4ピストンのブレンボ、タイヤはSタイヤのようなCUP2を履く、画像はネット上から拝借

「Mustang Shelby GT350R」のインパネ画像
↑ 「Mustang Shelby GT350R」のインパネ画像、少し古臭いデザインで古き良きマスタングを連想させる、ステアリングホイールはセンターマーク入りで下が切れたDシェイプ、チラッと見えるタコメーターによるとレッドゾーンは8,000rpmを超えたところだ、画像はネット上から拝借

「Mustang Shelby GT350R」のシート画像
↑ 「Mustang Shelby GT350R」のシート画像、レカロ製のシートが最初から装備される、いっそのことリアシートが無いのだからフルバケットシートにすれば良いと思う、表皮はMikoと呼ばれるスエード素材、画像はネット上から拝借

「Mustang Shelby GT350R」のリアシートがあった場所の画像
↑ 「Mustang Shelby GT350R」のリアシートがあった場所の画像、単純に軽量化のためにリアシートを廃止したようだ、どうせここまでやるならフルバケットシートを入れてリアシートがあった部分には補強を入れれば完璧だと思うのだが、画像はネット上から拝借



最近のアメリカ車でもハイパフォーマンスモデルは非常に垢抜けてきたと思う。今回の「Mustang Shelby GT350R」にしても最初からブレンボやレカロシートやミシュランのタイヤを装備している。パーツだけを見ればヨーロッパ車と変わりない。
エンジンにしても大排気量なのに非常に高回転型のエンジンだ。制御システムも非常に進歩していてヨーロッパ車とそれほど変わりないという感想を持った。
しかし外観は往年のアメリカ車の雰囲気を良く残していて少し懐かしいところも残っている。我々が思っているアメリカ車とは少し異なるが、ヨーロッパとの融合が進んでいるようだ。



今回はこのへんで
では

VWの「Polo Sedan」がマイナーチェンジ、日本には来ないのだろうか

2015/05/23
VWのポロと言えば日本でも5ナンバーサイズのコンパクトカーとして非常に人気がある車だ。そのポロにはセダンがあるのをご存じだろうか。
ポロにはグローバルでの一部地域向けでセダンが存在するのだ。もちろん日本には未導入だがこのサイズのまともなセダンが少ない状況で魅力的だと思うのだ。


元々「Polo Sedan」はロシア向けだった

「Polo Sedan」は2011年にロシアに投入されたのが初めてだが今では各国に展開しているモデルで現状日本には未導入となっている。
車のスペックとしては1.6Lガソリンエンジン(105ps)を積み5MTまたは6AT(Tiptronic、DSGではない)を積んでいる。
外観は非常にコンベンショナルなセダンで実用本位の外観をしている。
新型「Polo Sedan」のフロント画像
↑ 新型「Polo Sedan」のフロント画像、フロント周りはハッチバックボディーと変わらないが少々グリルが強調されている印象、端正でコンサバなセダン形状だ、全く癖が無くてある意味没個性だが実用的、画像はネット上から拝借


「Polo Sedan」スペック

マイナーチェンジ版のスペックはまだのようなので現行「Polo Sedan」のスペックを見てみよう。
サイズ:全長4,384mm×全幅1,699mm×全高1,466mm
ホイールベース:2,552mm
エンジン:1.6L直列4気筒
最高出力:105ps
最高トルク:153Nm
重量:1,182kg
タイヤホイール:185/60R15、6J×15
最高速度:183km
0-100km/h加速:12.3秒(AT)
こちらは先代「Polo Sedan」のフロント画像
↑ こちらは先代「Polo Sedan」のフロント画像、言われてみればフロントグリルやヘッドライトが変わっている、それほど外観からは新旧の区別が付かないほどだ、ロシアをはじめマレーシアや南アフリカでも販売されている、画像はメーカーサイトより拝借


「Polo Sedan」マイナーチェンジの内容

マイナーチェンジの内容はフェンダー、グリル、キセノンヘッドライト(LEDランニングランプ内臓)、ホイールデザイン変更、新色追加といったモノでパワートレインには変更が無いようだ。
新型「Polo Sedan」のフロント画像その2
新型「Polo Sedan」のフロント画像その3
↑ 新型「Polo Sedan」のフロント画像その2と3、この角度からだとフェンダーあたりの角が立ったという印象だ、ゴルフに対するジェッタと言うような専用のネーミングは無いようだ、画像はネット上から拝借

新型「Polo Sedan」のリア画像
↑ 新型「Polo Sedan」のリア画像、リアはちっともスタイリッシュではないが実用性の高そうなトランクを備える、派手さは無いがキチンとアルミホイールを履いているところは立派だ、画像はネット上から拝借

新型「Polo Sedan」のインパネ画像
↑ 新型「Polo Sedan」のインパネ画像、この画像からは質感は分からないが2トーンでそれなりの室内、見慣れたVW車のインパネだ、ミッションはDSGではなくTiptronicのトルコンAT、画像はネット上から拝借


「Polo Sedan GTI」なんてあっても良いかも

「Polo Sedan」はフロントを見る限りポロそのものだが落ち着いた外観で非常に実用性の高そうなセダンだ。日本では5ナンバーサイズのセダンのマーケット自体が小さくなってしまっている。ボリュームを見込めないので日本には未導入なのだろう。
逆にこのボディーでGTIのパワートレインを積んだモデルがあれば結構人気が出るかもしれない。そろそろハッチバックボディーは見飽きてきたのだ。



今回はこのへんで
では

6代目シボレー「カマロ」登場、独特の世界観と最新テクノロジー

2015/05/20
過去に時々アメリカ車について記事を書いているが最近は大排気量と大馬力に戻りつつあるようだ。今回もそうだが大排気量だけのラインアップではなく選択肢として小排気量も選択できるようになっている事が多い。
時代に合わせて変わっては来ているが独特の世界観を持って往年のアメリカンマッスルが最新テクノロジーで支えられている。


6代目シボレー新型「カマロ」の内容

今回で6代目となる新型カマロだが非常に長寿のブランドだ。初代カマロは1967年と言うから50年近い歴史がある。
今回の6代目カマロの特徴は時代の要請に合わせた小排気量ターボをラインアップし、従来型の大排気量モデルも中身が大幅に刷新された。
全体的に軽量化が進み先代に比較して約90キロ軽量化された上に剛性は28%アップとなっているのが特徴だ。
新型カマロSSのリア画像
↑ 新型カマロSSのリア画像、非常にスッキリしたリア周り、455bpsの高性能車には見えないところが素晴らしい、大層な空力付加物も無くシンプルだ、マフラーは左右振り分けの4本出し、ドライブモード選択によりマフラーの音も変わるようだ、カマロSSのタイヤホイールは20インチで非常に大きく見える、画像はネット上から拝借

新型カマロSSのフロント画像
↑ 新型カマロSSのフロント画像、アメ車独特のファストバック形状のボディー、これは他では見れない形状、基本的には四角いが角が無くフェンダーにボリューム感がたっぷりある、フロントマスクはアメ車に良くある細目の少し怖い顔だ、高性能車らしくフロントの開口部が大きい、画像はネット上から拝借

新型カマロSSのフロント画像その2
↑ 新型カマロSSのフロント画像その2、幅広のどっしりとしたフロント周り、ボンネットが異様に膨らんでいる、カマロSSのみボンネット上にエアアウトレットがある、ちなみにヘッドライトはHIDだ、これだけの高性能車なのに車高が高いのがアメ車らしい、画像はネット上から拝借


6代目カマロのモデルは大きく2つ

大きく分けてモデルはLTという標準モデルとSSというハイパフォーマンスモデルの2種のラインアップだ。LTには2種のエンジンが用意されてユーザーが選択可能だ。

カマロLTスペック

エンジン2.0L:2.0Lガソリンターボ(275bhp/400Nm)、「active noise cancellation」付き
エンジン3.6L:新型3.6L直噴V6ガソリン(335bhp/385Nm気筒休止機構付き)
ミッション:6速MT/8速ハイドラマチックAT
ブレーキ:ブレンボキャリパー、前320mmローター4ピストン、後315mmローター1ピストン
タイヤホイール:グッドイヤー18インチ
0-96km/h加速:6秒以下

カマロSS

エンジン:6.2L LT1 V8ガソリン(455bhp/617Nm)
ミッション:6MT(Active Rev Match)/8速ハイドラマチックATパドル付き「blips」
サスペンション:マグネチックライドコントロール、アクティブサスペンション
ブレーキ:ブレンボキャリパー、前345mmローター4ピストン、後338mmローター4ピストン
タイヤホイール:グッドイヤー20インチ

共通項目

サスペンション:前マルチリンクマクファーソン(ダブりリンク)、後5リンク
ブレーキ:ブレンボキャリパー
車両制御モード:Snow/Ice、Tour、Sport、Track(SSのみ)
8インチディスプレー
発売時期:2015年後半

新型カマロLTのサイド画像
↑ 新型カマロLTのサイド画像、カマロLTはSSとパッと見ただけでは区別がつかない、SSと比較するとブレーキローターが少し小さい、リアフェンダーあたりのボリューム感が半端ない、個人的には好きなデザインだ、画像はネット上から拝借

新型カマロLTのリア画像
↑ 新型カマロLTのリア画像、SSと異なりLTはマフラーが左右振り分けの2本出しとなる、大径で彫りの深いホイールがなかなか魅力的、画像はネット上から拝借

新型カマロのインパネ画像
↑ 新型カマロのインパネ画像、余り洗練されていない印象のインパネだ、メーターフードやエアコン吹き出し口等にコックピット感が出ている、センターに装備されるディスプレーは8インチ、画像はネット上から拝借

新型カマロのインパネのメーター画像
↑ 新型カマロのインパネのメーター画像、メーターパネルは比較的シンプル、左に回転計右に速度計、フルスケールは200マイル(約320km/h)、センターは車両制御モードにより変化し画像ではラップタイムを表示している、これはトラックモードだろう、画像はネット上から拝借

↑ 新型カマロのシート画像、シート形状は比較的平板な印象でアメ車っぽい、インパネ全体の作りは古臭いがこの方が好まれるのだろう、ドアウィンドウのガラス部分が天地に深くて肩辺りまでドアがある、このため乗り込むと囲まれ感があるだろう、画像はネット上から拝借

新型カマロの3モデル
↑ 新型カマロの3モデル、真中の赤いボディーがSSで左右がLT、正面から見るとLTの搭載エンジン(3.2Lと2.0L)の区別は全く付かない、しかし相当な悪顔なのは確かだ、画像はネット上から拝借

↑ 新型カマロのエンジン3種、左からカマロSS用の「6.2L LT1 V8」エンジン(455bhp/617Nm)、中央がカマロLT用の「新型3.6L直噴V6」エンジン(335bhp/385Nm気筒休止機構付き)、右が同じくカマロLT用の2.0Lガソリンターボ(275bhp/400Nm)エンジン、エンジン自体の大きさが全く違うのにビックリだ、同じボディーでこれだけ大きさの異なるエンジンを収めるのは大変だろう、画像はネット上から拝借


大パワーだけなら他にもあるが

大パワーの車はヨーロッパ車でもかなりある。例えば最近発表されたメルセデスの「AMG GT」なんかもオーバー500psの車だが世界的潮流のダウンサイジングで以前AMGで主流だった6.3Lエンジンを刷新し4.0Lターボとなっている。
ヨーロッパのハイパフォーマンス車とは異なる車を求めるなら最近のハイパフォーマンスなアメ車は有効な選択肢だ。大排気量エンジンは残されているがシャーシやブレーキも水準が上がってきて直線番長だけでは無くなってきているのは確かだ。最近のアメ車はなかなか楽しい。
こうしたアメ車のハイパフォーマンス車が日本で発売されるかどうかは要するにインポーターの執念にかかっているのだろう。



今回はこのへんで
では