ミニのミニたる所以、新型ミニが登場

2015年モデルの新型ミニが発表された。

基本的にはキープコンセプトであるのだがキーワードは「より大きく、より速く、そしてよりエフィシエントに」ということらしい。

その一番目に掲げられている「より大きく」という部分だが、プラットホームは新開発の「ULK1」を採用している。この「ULK1」はBMWのこれから登場するニューモデルと共用されることになっている(ということはFFとFRの両方に使用できるということなのか)。
その結果、新型ミニのサイズは全長3821mm×全幅1727mm×全高1414mm、ホイールベース2495mmとなった。これは現行モデルと比較して98mm長く、44mm幅広く、7mm背が高いということになっている。またホイールベースは28mm延長となっている。

そして次に「より速く」という部分はエンジンがキーポイントだ。開発中のB38と呼ばれる1.5L直列3気筒!ツインパワーターボエンジンがそれで、チューニングにより120hp~220hpの広いレンジをカバーするシリーズとなっている。最近のトレンドになりつつある3気筒というところがミソであろう。

2014年の発売当初のモデルは次のようになる予定だ。

[Mini Cooper S]
2.0L直列4気筒ターボ、最高出力189HP
0-100km/h加速6.8秒
このモデルだけ4気筒なので3気筒のエンジンが間に合わないのか?それとも別モデルとなるのか?


[Mini Cooper]
1.5L直列3気筒ターボ、最高出力134HP
実用車として見れば動力性能的にこれで十分だろう。


[Mini Cooper D]
1.5L直列3気筒ディーゼルターボ、最高出力114HP、燃費3,5L/100km(約28km/L)
パワーはそこそこだがトルクがどれくらい出ているのか気になる、実用車としてのミニはこのモデルが主流だろう。


トランスミッションは6速MTと6速ATが用意される予定だがDCTかどうかは不明である。


↑ 新型「Mini Cooper S」のフロント画像、外観は現行モデルとそれほど変わらない印象だ、グリルの開口部が広がったように感じる、バンパー部の開口が少しだけアグレッシブ、画像はネット上から拝借



↑ 新型「Mini Cooper S」のリア画像、バンパー下の開口部がユニーク、だがなんの機能も果たしそうに無い、マフラーはセンターの2本出し、ドアから後ろが間延びしたように見える、完全にキープコンセプト、画像はネット上から拝借



↑ 新型「Mini Cooper S」のサイド画像、フェンダーの黒い樹脂部分が車高を低く見せる効果を果たしている、並べてみないと現行と新型の区別が付かないかも知れない、画像はネット上から拝借



↑ 新型「Mini Cooper S」のインパネ画像、メーター類の配置が少し変わったインパネ、ステアリングホイールがコーン状になっている、センターのディスプレイは様々な情報を表示できるようだ、ステアリング奥のメーターも変更されたようだ、画像はネット上から拝借



↑ 新型「Mini Cooper S」のメーター画像、シンプルになったメーター、目盛が細かすぎて走っていると読めないかもしれない、タコメータも同じことが言える、シンプルだがごちゃごちゃしている印象、画像はネット上から拝借



↑ 新型「Mini Cooper S」のヘッドアップディスプレー画像、ミニもこういた最新のマンマシンインターフェースを採用するようになった、非常に小さいエリアに沢山の情報を表示しようとして煩雑な印象、画像はネット上から拝借



↑ 新型「Mini Cooper S」のコントロールダイヤル画像、BMW流の操作ダイヤル、これがベストだろう、シフトレバーの根元にドライブモードのスイッチが見える、これは良いアイディアだ、画像はネット上から拝借



↑ 新型「Mini Cooper S」のセンターのディスプレー画像、ディスプレー部は様々な情報を表示できるようだ、各種安全装備の通知等々、こちらも同じく文字が細かく走りながら読み取れそうにない、画像はネット上から拝借



↑ 新型「Mini Cooper S」のエンジン画像、これが肝心なエンジンルームの様子、「Mini Cooper S」は当初4気筒エンジンが乗るがそのうちに3気筒エンジンに変わるのだろうか、ギッシリ詰まった印象だ、画像はネット上から拝借




ミニは本来ミニな車なはずだが大きくなって日本で言う5ナンバーサイズからついに3ナンバーサイズになってしまっている。そのうちにスモールミニとかラージミニとか呼ばれるようになるのであろうか。せっかくミニというモデル名を持った車がモデルチェンジのたびに少しづつ大きくなるという悪循環に陥ってしまっている。ミニという名前なだけに小さなサイズを死守して欲しかったと思う。
これじゃミニのミニたる所以はどこへ行ってしまったのだろう。



今日はこのへんで

では



ポチっと応援お願いします
ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村

ポチポチっと応援お願いします

人気ブログランキングへ

メルセデス 新型「GLA」にも「Edition1」登場

メルセデスの新たなクロスオーバーである「GLA」は新型「Aクラス」と共通のシャーシというのは既に掲載した通りだ。その「GLA」にEdition1が早くも登場とのことだ。

Edition1というとAMGの各モデルの特別仕様車という認識であったが、どうもそうではないらしい。「GLA」自体は2014年3月にでも発売される見込みだ。

エンジンはガソリンが2種、ディーゼルが2種ラインアップされる。

ガソリン:4気筒2.0リッターターボ/154hp(GLA200)、4気筒2.0リッターターボ/208hp(GLA250)
ディーゼル:134hp(GLA200CDI)、168hp(GLA220CDI)

特別な装備としては、ブラックの19インチAMGホイール、クロームルーフレール、ブラックグリル、ブラックのミラーやBビラー、ブラックトリムストライプ等々です。


↑ メルセデス「GLA Edition1」のフロント画像、ブラックの19インチホイールがかなりの存在感がある、非常にコンパクトなクロスオーバーだ、実用性は高くないだろうがコンパクトクロスオーバーの世界を切り開くモデルなのかもしれない。画像はネット上から拝借


↑ メルセデス「GLA Edition1」のリア画像、リアハッチは平凡だが下にはデフューザー?ガード?が付いたりしてクロスオーバーっぽい雰囲気を醸し出している、画像はネット上から拝借


↑ メルセデス「GLA Edition1」の上からの画像、こういう角度ではなかなか見られないので面白い画像だ、ボディーがコンパクトなのが良く分かる、幅が全長に対して広い、画像はネット上から拝借


↑ メルセデス「GLA Edition1」のフロント画像、フェンダーに付けられたEdition1のエンブレム、メルセデスはこういったエンブレムに比較的こだわっている、様々な車種を見ていると様々なエンブレムがこの位置にあって楽しめる、画像はネット上から拝借


↑ メルセデス「GLA Edition1」のインパネ画像、落ち着いた感じのインパネ、色の使い方がシックな印象、ベースがAクラスなのでそれほど高級感は無い、画像はネット上から拝借


↑ メルセデス「GLA Edition1」のフロントシート画像、形状は平凡だが色合いが非常にシック、インパネも合わせてコーディネートされている、サンルーフがチラッと見える、画像はネット上から拝借


メルセデス「GLA」は来年日本にもやってくる予定だ。コンパクトなクロスオーバーとして存在感を示すことだろうと思う。価格次第だが売れそうな予感だ。


[メルセデス「GLA」関連の記事]






今日はこのへんで

では



ポチっと応援お願いします
ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村

ポチポチっと応援お願いします

人気ブログランキングへ

日産「ブレードグライダー」はオート三輪の発展形!?

東京モーターショーでの日産の展示内容が発表されている。
それによるとちょっと面白いコンセプトカーが出てくるようだ。ルマンで走っていたデルタウィングのようなリアのトレッドに対してフロントのトレッドが非常に狭いEVマシンだ。
サイズは全長4220mm×前幅(前輪部分)1000mm/(後輪部分)1890mm×全高1140mm、ホイールベース2800mm。駆動方式は後輪駆動(インホイールモーターによる左右独立制御)。前後重量配分は3:7となっていて少し特殊な成り立ちだ。フロントのトレッドが極端に狭い割には曲がりやすいようにセッティングされているようでコーナリングは楽しいようだ。

スペックは不明なので画像を見てみよう。


↑ 日産「ブレードグライダー」のフロント画像、なかなか個性的な不思議な感覚の車だ、どちらかというとトライクに近い存在なのかもしれない、ライトは付いているようだがバックミラーは無いようだ、車幅灯をうまく取り付けないと対向車がビックリするので危険だ、安全対策に関してはこれからのようだ、画像はネット上から拝借


↑ 日産「ブレードグライダー」の全体画像、上から見ると三角な形が良く分かる、シートレイアウトは運転席1名その後ろに横2名が乗れるようになっている、後席の人はほぼ後輪車軸上に座ることが分かる、画像はネット上から拝借


↑ 日産「ブレードグライダー」のサイド画像、真横から見ると違和感はない、トランクは無いのだろうか、フロント部分にトランクがありそうだが現在のところ不明、ホイールから上はパワーボートのような印象だ、画像はネット上から拝借


↑ 日産「ブレードグライダー」のリア画像、リアシートの後ろはスピードスターのようなカウルが付いている、マフラーらしきものはEVなので無いようだ、一番下にはデフューザーが見える、画像はネット上から拝借


↑ 日産「ブレードグライダー」のドアを開けた画像、ドライバーズシートは開けたほうのドアにスライドするようになっていて乗降をしやすいようになっている、ちょっと近未来的、ドアはガルウィングではないが上方へ開くようになっている、画像はネット上から拝借


↑ 日産「ブレードグライダー」のハードトップ画像、一体式のようだから置く場所に困るかもしれないハードトップ、後方視界は非常に悪そうだ、こんな車が前から走ってきたらちょっとビビってしまうかもしれない、画像はネット上から拝借


↑ 日産「ブレードグライダー」のコックピット画像、近未来的なインパネ、ステアリングは丸くないしメーターを見やすいように上部が透明になっている、視界は良さそうだが独特の運転感覚をつかむのが難しそう、狭いところには入りにくいだろう、画像はネット上から拝借



↑ 日産「ブレードグライダー」のキャビン画像、運転席はセンター、パッセンジャーは左右に振り分けて後方にレイアウトされている、よく見ると運転席は完全にバケットシートになっていてリクライニングしない後席も同様だ、後席に座ると足元が狭いかもしれない、画像はネット上から拝借


上は大昔のオート3輪だが横に倍に引き延ばしてある。このオート3輪なんだかコーナリングするとひっくり返りそうな印象があった。「ブレードグライダー」は理論的には3輪でも問題ないという事らしいが、安全面を考慮してフロントは狭いトレッドで4輪としている。車高も低いのでコーナリングでひっくり返るということは無いだろう。こりゃ現代のオート3輪というところか。
シャーシはカーボンモノコックということらしいので非常に軽量に仕上がっているのではないかと想像できる。安全面には疑問が残るが、将来的にこういった車が市販される可能性は大いにあるのではないだろうか。


今日はこのへんで

では



ポチっと応援お願いします
ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村

ポチポチっと応援お願いします

人気ブログランキングへ