Seat「Leon Cupra280」がバージョンアップして「Leon Cupra290」になっとるではないか!

2015/09/11
Seatの「Leon Cupra」のネーミングは非常に明快だ。
前作の「Leon Cupra280」は280PSだった。それに対して今回の2016年版「Leon Cupra290」は290PSだろうと容易に想像がつく。


「Leon Cupra290」は世界最強のFF車のひとつだ

現在はヨーロッパでシビックType-Rが発売開始され310PSの最高出力を発揮し、FF最強&ニュルFF最速の称号を得た。それまではFFニュル最速はこの「Leon Cupra」や「メガーヌR.S.」が持っていたのだ。
しかし「Leon Cupra」は現在でもFFの最強の車の1つではあるのだ。
「Leon Cupra290」のリア画像
↑ 「Leon Cupra290」のリア画像、外観は先代と変わり無いようだ、今時珍しいスッキリしたラインのハッチバックボディー、こんなスッキリした車はなかなか無い、画像はネット上から拝借

「Leon Cupra290」のリア画像その2
↑ 「Leon Cupra290」のリア画像その2、うーんなんと言うかさりげなさ過ぎるリア周り、高性能車であることを主張するのを拒んでいるようだ、画像はネット上から拝借

「Leon Cupra290」のサイド画像
↑ 「Leon Cupra290」のサイド画像、横から見ても凄くスッキリした外観、こんな車が日本にも来てほしいと思う、画像はネット上から拝借

「Leon Cupra290」のフロント画像
↑ 「Leon Cupra290」のフロント画像、前から見てもスッキリし過ぎて迫力不足は否めないが高性能車を普段乗りにするにはピッタリの車、画像はネット上から拝借


「Leon Cupra290」のスペック

エンジン:2.0L TSI、デュアルインジェクション、バリアブルカムシャフトタイミング
最高出力:290PS
最大トルク:350Nm/1,700~5,800rpm
ミッション:DSG
車両制御:DCC(dynamic chassis control)、フロントLSD(電子制御油圧式)、プログレッシブステアリング、Cupra Drive Profile
0-100km/h加速:5.7秒
最高速度:250km/h
燃費:15.6km/L
オプション:Performance pack(ブレンボキャリパー/タイヤホイール)
「Leon Cupra290」のエンジン画像
↑ 「Leon Cupra290」のエンジン画像、エンジンは親会社のVWと基本的に同じ、この画像からは290PSには見えないエンジンだ(というかカバーで何も見えない)、画像はメーカーサイトより拝借

「Leon Cupra290」のフロントホイール画像
↑ 「Leon Cupra290」のフロントホイール画像、キャリパーはオプションでブレンボが用意されるが標準はゴルフGTIと同じく赤く塗られたスライド式キャリパー、ホイールは18インチだ、画像はメーカーサイトより拝借


この「Leon Cupra」のデザインは他に無い程スッキリしていて好感が持てる。こうしたスッキリした車は少ないので是非日本へ導入してほしい車だ。
さりげなく高性能ホットハッチを乗りたい人にはうってつけの車だと言える。


今回はこのへんで
では


ルノー「Renault Talisman」はDセグメント戦略車種、セダンとエステートが揃った

2015/09/08
フランクフルトショー向けに「Renault Talisman Estate」が公開されている。
この「Renault Talisman」はセダンとエステートがあり、セダンは少し前に公開されていた。
今回のエステートの発表で「Renault Talisman」のラインアップが揃った。
「Renault Talisman」のデザインを見ると非常に端正でどこかVWのパサートにも通じた外観をしている。こういったあっさりしたデザインがDセグメントのトレンドとなるのだろうか。
「Renault Talisman Estate」のリア画像
↑ 「Renault Talisman Estate」のリア画像、VWパサートとは異なり角の取れたデザインだがあっさりスッキリしている、スタイリッシュでかつ使いそうなデザインだ、曲線の使い方がルノーっぽい、画像はメーカーサイトより拝借


「Renault Talisman Estate」スペック

現在分かっている「Renault Talisman Estate」のスペックは次の通り。

サイズ:全長4.86m×全幅1.87m×全高1.46m
ホイールベース:2.81m
ガソリンエンジン:TCe150/TCe200、7速EDC
ディーゼルエンジン:dCi110(6速MT/6速EDC)、dCi130(6速MT/6速EDC)、dCi160ツインターボ(6速EDC)
足回り:four-wheel steering with active damping
車両制御:Multi-Sense(Comfort/Sport/Neutral/Eco)
安全装置:ADAS
 Adaptive Cruise Control(ACC)
 Lane Departure Warning(LDW)
 Safe Distance Warning(SDW)
 Traffic Sign Recognition with Over Speed Prevention(TSR / OSP)
 Blind Spot Warning(BSW)
 automatic dipped and main beam headlights(AHL)
インフォテインメント:R-Link2(7インチ横型/8.7インチ縦型、multi-function rotary control)
積載:572L、1700L(リアシート折りたたみ時)
発売開始:ヨーロッパで2016年前半発売開始


「Renault Talisman Estate」の画像

「Renault Talisman Estate」のフロント画像
↑ 「Renault Talisman Estate」のフロント画像、フロントマスクは少し厚ぼったい印象もあるが孫うこと無きルノー顔、ホイールがボディーに対して大径で洗練された印象を与える、ヨーロッパではワゴンボディーの出来が良くないと勝負できないので力が入っている、画像はメーカーサイトより拝借

「Renault Talisman Estate」のサイド画像
↑ 「Renault Talisman Estate」のサイド画像、端正なシルエットを見せるが強烈な印象は無い、リアフェンダーのあたりがルノーらしいと言えばルノーらしい、画像はメーカーサイトより拝借


「Renault Talisman」の画像

「Renault Talisman」のフロント斜め画像
↑ 「Renault Talisman」のフロント斜め画像、セダンボディーもあっさりしたデザイン、フロントマスクを見ないとルノーの車と分からないかもしれない、画像はメーカーサイトより拝借

「Renault Talisman」のリア斜め画像
↑ 「Renault Talisman」のリア斜め画像、テールランプ辺りにわずかにルノーらしさを感じるがエステートよりもセダンのほうがルノー色が薄い、個性的とは言い難いが全体的にはスッキリしたデザインで好感が持てる、画像はメーカーサイトより拝借


競争の激しいヨーロッパのDセグメントに投入する車となるので「Renault Talisman」には力が入っているようだ。デザイン面ではルノーらしさがあまり感じられないが万人受けしそうなデザインとなっている。
このクラスなので安全装備や車両制御はてんこ盛りであらゆる技術が搭載されているようだ。
ヨーロッパでの発売は2016年の前半となっているので今回発表された両モデルはすでに生産型に近いのだろう。果たしてパサートの対抗馬として日本には来るのだろうか。


今回はこのへんで
では


新型「AMG C63 クーペ エディション1」早くも登場

2015/09/05
AMGの最近のパターンになりつつあるノーマルモデルに対するエディション1だが、早くも以前紹介した「AMG C63 クーペ」のエヂション1が登場した。
外見はDTMマシンと同じカラーリングとなっていて空力向上が図られている。
「AMG C63 クーペ エディション1」のリア画像
↑ 「AMG C63 クーペ エディション1」のリア画像、外観上はそれほどベースモデルとの違いは無いがマットだが明るいグレーがなかなか良い感じで新鮮だ、画像はメーカーサイトより拝借


「AMG C63 クーペ エディション1」はマットなグレーに黄色いストライプの外観

「AMG C63 クーペ エディション1」の外観上の特徴はなんと言ってもMagno Selenite Greyと呼ばれる艶消しグレーの外装色だろう。これに黄色いストライプが入る。このカラーリングはDTMマシンと同じだ。
「AMG C63 クーペ エディション1」とDTMマシンのフロント画像
↑ 「AMG C63 クーペ エディション1」とDTMマシンのフロント画像、カラーリングはDTMマシンを忠実に再現しているというか手本にしているのが良く分かる、画像はメーカーサイトより拝借

「AMG C63 クーペ エディション1」とDTMマシンのリア画像
↑ 「AMG C63 クーペ エディション1」とDTMマシンのリア画像、ベースモデルは前後のタイヤホイールが同径だがエディション1では異径となる、画像はメーカーサイトより拝借


「AMG C63 クーペ エディション1」のスペック

ベースとなる「AMG C63 クーペ」2種あり(これも最近のAMGのパターンだ)高性能版はSが付く。

上方は少ないが「AMG C63 クーペ エディション1」でも機構的な部分は基本的に変わらないがベースと異なる部分は次の通り。

タイヤホイール:前9.0J×19 255/35R19、後10.5J×20 285/30R20
サスペンション:AMG RIDE CONTROL(電子制御式ダンパー)
AMG DYNAMIC SELECT:ミッションとLSDとエンジンマウントがモードにより制御される(C63 S クーペ)

↑ 「AMG C63 クーペ エディション1」のフロント画像、この色に塗られるとベースモデルよりも精悍に見える、画像はメーカーサイトより拝借


↑ 「AMG C63 クーペ エディション1」のフロントアップ画像、明るいマットなグレーに黄色いストライプが入る、これを街中で乗るには相当勇気がいりそうだ、画像はメーカーサイトより拝借

↑ 「AMG C63 クーペ エディション1」のリアアップ画像、トランクリッドにスポイラーが付く、小さいが物凄く効きそうな形状をしている、画像はメーカーサイトより拝借



最近のAMGの作戦でノーマルモデルのすぐ後にエディション1を用意する。その発表の間隔が短くなっている。今回はベースモデル発表からまだ1か月も経っていない。

エディション1は元々かなり派手な外観だが今回も例に漏れずだ。明るいグレー艶消しは良いとしてもそこに入れられた黄色いストライプがかなり目立つ。
実際に町へ乗り出した際にはかなり目立ってしまう事だろう。しかしこれだけの高性能車だから目立たほうが良いかもしれない。



今回はこのへんで
では

プジョー「Fractal Concept」、最初に見た時S660かと思った

2015/09/02
2015年9月15日から開幕するフランクフルトショー関連の動きが激しい。
プジョーからは「Fractal Concept」というオープンのEVが出展される。ショー用のコンセプトカーらしく素晴らしい近未来感だ。
プジョー「Fractal Concept」のオープンリア画像
↑ プジョー「Fractal Concept」のオープンリア画像、近未来的な塊感のあるデザイン、一見S660かと思った(失礼)、プジョー得意のリア部分塗り分けデザインとなっている、画像はネット上から拝借


プジョー「Fractal Concept」のスペック

プジョー「Fractal Concept」の中身はEVとしても興味深いが、オーディオやマンマシンインターフェースに新しい試みが見られる。
特にスマートウオッチと連動するところは家電のようだ。

サイズ:全長3,810mm×全幅1,770mmm×全高不明、リムーバブルルーフ
モーター:102hp×2個、前後に搭載
バッテリー:リチウムイオン電池、40kW/h、センタートンネル内設置
タイヤホイール:19インチ、大径で幅狭
車高調整機能:70mm~110mm
車両モニター:Samsung Gear S smartwatch連動、Peugeot i-Cockpit、7.7インチモニター
室内:無響仕上げ
オーディオ:9.1.2 sound system、前mid/high-rangeスピーカー×3、tweeter×2、woofers×2、subwoofer×1、後mid-range×2、tweeters×2、woofer×1、14チャネル1600W
加速制御:加速時にはまずリアモーター、速度が増すにつれてフロントに引き継ぐ
車両重量:1,000kg
0-100km/h:6.8秒
0-1,000m:28.8秒
航続距離:450km


プジョー「Fractal Concept」の外観画像

では、さっそく外観の画像を見てみよう。
プジョー「Fractal Concept」のクローズフロント画像
↑ プジョー「Fractal Concept」のクローズフロント画像、フラクタクルというだけあって多面体で構成されるボディー、外観上のギミックはそれほどでもなくなかなか素晴らしいデザイン、タイヤホイールの存在感が素晴らしい、画像はネット上から拝借

↑ プジョー「Fractal Concept」のクローズフロント画像その2、上方から見るとバブルトップのルーフとなっているのが分かる、全体的には4m未満の小さな車だが存在感があるデザイン、画像はネット上から拝借

プジョー「Fractal Concept」のクローズサイド画像
↑ プジョー「Fractal Concept」のクローズサイド画像、リアフェンダーとテール周りはFN2シビックType-Rのような印象もある、画像はネット上から拝借

プジョー「Fractal Concept」のオープンサイド画像
↑ プジョー「Fractal Concept」のオープンサイド画像、オープンにすると表情が一変するのが面白い、リアウィンドウも無くなり4座?のオープンカーとなる、車高は70mmから110mmまで調整可能、画像はネット上から拝借

プジョー「Fractal Concept」のクローズリア画像
↑ プジョー「Fractal Concept」のクローズリア画像、後ろ姿はこんな車見たこと無いって感じの仕上がりだ、リアのバンパー下が少しゴチャゴチャしている、画像はネット上から拝借

プジョー「Fractal Concept」のオープンリア上方画像
↑ プジョー「Fractal Concept」のオープンリア上方画像、どうやってルーフを格納するのか分からないがひょっとするとトランク部分に格納されるのだろうか、画像はネット上から拝借

プジョー「Fractal Concept」のリアタイヤ画像
↑ プジョー「Fractal Concept」のリアタイヤ画像、タイヤはブリジストンのエコピアを履く、サイズは19インチ、ちなみにBMWのi3は155/70R19だった、たぶん同じサイズだろう、細くて大径タイヤはEVに限らずこれからのトレンドでもある、画像はネット上から拝借


プジョー「Fractal Concept」の室内画像

プジョー「Fractal Concept」のシート画像
↑ プジョー「Fractal Concept」のシート画像、このシートの形状は衝撃的だ、室内の白くてボコボコした部分は無響仕上げとなっているためだ、この車のメインテーマはオーディオなのだ、画像はネット上から拝借

プジョー「Fractal Concept」のインパネ画像
↑ プジョー「Fractal Concept」のインパネ画像、わりあいあっさりとしたコックピット、足元は広々だ、メーターパネルは遠目には普通っぽい、ステアリングは四角い形状で一応センターマークが付く、センターコンソールとシートが一体になっている、画像はネット上から拝借

プジョー「Fractal Concept」のセンターコンソール画像
↑ プジョー「Fractal Concept」のセンターコンソール画像、丸い突き出た部分はオーディオコントロールのようだ、7.7インチのディスプレーが埋め込まれPeugeot i-Cockpitを構成している、画面にはオーディオの状態が表示されている、画像はネット上から拝借


プジョー「Fractal Concept」の技術説明画像

プジョー「Fractal Concept」のパワートレイン説明画像
↑ プジョー「Fractal Concept」のパワートレイン説明画像、リチウムイオン電池は40kW/hの容量を持ちセンタートンネル内設置される、前後のアクスルにモーターが1個づつ配置され4WDとなっている、制御系はリアのトランク部分に格納される、画像はネット上から拝借

プジョー「Fractal Concept」のオーディオ説明画像
↑ プジョー「Fractal Concept」のオーディオ説明画像、「9.1.2サウンドシステム」と名付けられたオーディオシステム、計14チャネル1600Wの出力、スピーカーが多けりゃ良いというものでは無いが一度聞いてみたい、画像はネット上から拝借

プジョー「Fractal Concept」のスマートウオッチ説明画像
↑ プジョー「Fractal Concept」のスマートウオッチ説明画像、Samsung Gear S smartwatchと連動して各種コントロールができるのが今時、でもこの時計でないと出かけられないのは困ると思うのだが、EVはますます家電化が進む、画像はネット上から拝借



プジョー「Fractal Concept」はなかなか力の入ったコンセプトカーだ。比較しては申し訳ないがS660のコンセプトカーはチープな出来栄えだった。
こんな事ができたらとか、こんなデザインだったらというのが現実的な回答付きで提示されているような気がした。
もう少し詰めれば発売できそうな雰囲気だ。フランクフルトショーでの正式発表を待ってみよう。



今回はこのへんで
では

ロータス「Exige 360 Cup」はカップカーがベース、希少価値もある

2015/08/28
今回発表された「Exige 360 Cup」は「Exige V6 CUP」をベースとしたロードゴーイングモデルという立ち位置だ。
それにしてはレース専用車よりも馬力を上げてきているのが面白いところだ。
「Exige 360 Cup」のリア画像
↑ 「Exige 360 Cup」のリア画像、各部にあしらわれた赤が印象的、特にホイールの赤は非常に目立つ、カップカーがベースなだけに非常に戦闘的な外観でやる気にさせる、画像はメーカーサイトより拝借


元となる「Exige V6 CUP」はどんな車なのか?

「Exige V6 CUP」はロータスのワンメークレース車両でUK Lotus Championship、European series、USA、Italy、Thailandでのレースに使用する事が出来る車両だ。

「Exige V6 CUP」のスペック

サイズ:全長4,084mm×全幅1,802mm×全高1,129mm
ホイールベース:2,370mm
最高出力:350PS/7,000rpm
最大トルク:400Nm/4,500rpm
ミッション:6MT
タイヤホイール:Pirelli P-Zero Corsa、前205/45R17、後265/35 R18
ブレーキ:AP Racing4ピストンキャリパー、2ピースベンチレーティッドクロスドリルドディスク
駆動系:EDL(Electronic Differential Lock)
タンク容量:40L
重量:1,110kg(スタンダードモデルから-66kg)
P/Wレシオ:3.17kg/PS
最高速度:274km/h
0-100km/h:4.0秒
安全装備:ロールバー、キルスイッチ
「Exige V6 CUP」のフロント画像
↑ 「Exige V6 CUP」のフロント画像、ボディー各部にカーボン製のパーツが多用されている、レース車両だけあってなかなか迫力がある、画像はメーカーサイトより拝借

「Exige V6 CUP」のリア画像
↑ 「Exige V6 CUP」のリア画像、この車はワンメークレース用の車両、これをベースにして今回の「Exige 360 Cup」を仕立て上げてきた、最近のロータスはCUPカーをロードカーとして出すのが多い、エンスーには非常に魅力的だ、画像はメーカーサイトより拝借

「Exige V6 CUP」のコックピット画像
↑ 「Exige V6 CUP」のコックピット画像、キッチリとロールバーが組まれた室内、懐かしいシュロスのハーネス、カップカー専用のバケットシートが泣かせる、画像はメーカーサイトより拝借


「Exige 360 Cup」の内容

最近ワンメークレース車両をロードゴーイングバージョンとして売り出すのはロータスの常套手段となっている。今年の初めにも「Elise S Cup」を出してきている。
確かにエンスーなユーザーならワンメークレースで走っているのと同じ車両を一般道でも乗ってみたいという欲求は大いにあるだろう。競技車両や競技ベース車と言うのはハードだがなかなか魅力的だ。それに希少価値もある。

「Exige 360 Cup」のスペック

台数:50台限定
ボディーカラー:Metallic White、Metallic Grey、Metallic Black、Metallic Silver、マットブラックルーフ
エンジン:ベース車から10PSアップ、スポーツエギゾースト
車重:1,130kg
価格:£62,995(1,176万円)
室内:レッドアルカンターラ


「Exige 360 Cup」の画像

「Exige 360 Cup」の情報はあまり多くないので画像を中心としてみてみよう。
「Exige 360 Cup」のフロント画像
↑ 「Exige 360 Cup」のフロント画像、前から見ると通常のエクシージとそれほど変わりが無いように見える、フロントフードとルーフがマットブラックなのが凄味がある、画像はメーカーサイトより拝借

「Exige 360 Cup」のフロント画像その2
↑ 「Exige 360 Cup」のフロント画像その2、フロントのスポイラーのせいで車高はかなり低い、街中では取り回しに苦労しそうだ、画像はメーカーサイトより拝借

「Exige 360 Cup」のリア画像その2
↑ 「Exige 360 Cup」のリア画像その2、リアウィングはかなり実質的な形状だが派手過ぎず渋い、マフラーはセンター2本出し、デフューザーが凄く効きそうな形状だ、ハイマウントストップランプが装備されている、前後に牽引フックを装備する、画像はメーカーサイトより拝借

「Exige 360 Cup」のコックピット画像
↑ 「Exige 360 Cup」のコックピット画像、この車のアクセントカラーである赤のアルカンターラがあしらわれたコックピット、非常に居心地の良さそうなシートだ、ハーネス用にシートに切欠きがあるのに注目、ステアリングホイールはあまりカッコ良くない、画像はメーカーサイトより拝借



「Exige 360 Cup」50台限定という事なので非常に手に入れにくい車だが、よりハードな車を求める方には希少価値もあり素晴らしい内容だと思う。
できれば本気で走る車として手元に1台置いておきたい車だ。



今回はこのへんで
では

フォード「Mustang Shelby GT350R」、なんと2シーターでカーボンホイールを装備

2015/08/26
我々の世代はシェルビーと言えば、まずシェルビーコブラを思い浮かべる。
シェルビーはアメリカでスポーツカーを作り続けている老舗チューナーの1つだ。そのシェルビーの名前を冠したマスタングがフォードから発売されている。
「Mustang Shelby GT350」と「Mustang Shelby GT350R」の2種があり、いずれも内容はその名に恥じない過激なモノだ。
最近「Mustang Shelby GT350R」は工場から出荷を開始した。


GT350とGT350Rの違い

「Mustang Shelby GT350」は2種類あるのだがRが付くとトラック(サーキット)専用マシンと位置付けているようだ。
エンジンや駆動系は共通だが一番の違いは乗車定員が4名から2名になる事、それにダンパーやタイヤホイールが異り、さらにカーボンのパーツが多用される事だ。これにより50kgほど軽量化されているのだ。

↑ 「Mustang Shelby GT350R」軽量化バージョン、軽量化を狙い2シーター化されている、ボディーパーツにカーボンが多用されホイールまでカーボン!、タイヤサイズも1サイズ大きなモノが付く、足回りはマグネライドダンパーを装備する、画像はメーカーサイトより拝借

「Mustang Shelby GT350」
↑ 「Mustang Shelby GT350」ベースモデル、ベースモデルでも迫力の外観だ、キチンと効きそうなフロントリップを装備している、シェルビーの名前にふさわしいモデルとなっている、画像はメーカーサイトより拝借


「Mustang Shelby GT350R」のスペック

ではさっそく「Mustang Shelby GT350R」のスペックを見てみよう。

サイズ:全長4,783mm×全幅1,928mm×全高1,382mm
ホイールベース:2,720mm
エンジン:5.2L Flat Plane Crank V8
最高出力:526hp/7,500rpm
最大トルク:583Nm/4,750
ミッション:6MT
サスペンション:前ストラット、後インテグラルリンク、Rのダンパーはマグネライド
ブレーキ:前393mm2ピースクロスドリルドディスク ブレンボ6ピストンキャリパー、後381mm2ピースクロスドリルドディスク ブレンボ4ピストンキャリパー
タイヤホイール(GT350):Michelin Pilot Super Sport、前295/35 ZR 19(19×10.5Jアルミ)、後305/35ZR19(19×11Jアルミ)
タイヤホイール(GT350R):Michelin Pilot Sport Cup2、前305/30ZR19(19×10.5Jカーボン)、後315/30ZR19(19×11Jカーボン)
乗車定員:4名(GT350)、2名(GT350R)
車両重量:1,706kg(GT350)、1,656kg(GT350R)
P/Wレシオ:3.24kg/hp(GT350)、3.15kg/hp(GT350R)
※最高出力を発揮する回転数に注目、排気量に似合わず高回転型のエンジンだ

GT350R専用装備

MagneRide Damping System
Integrated Driver Control (IDC) System
Aluminum Tower to Tower Brace
Engine Oil, Transmission and Differential Coolers
Heavy-duty Front Springs
19" Carbon Fiber Wheels
Michelin Pilot Sport Cup 2 Tires
-Front - 305/30 ZR 19
-Rear - 315/30 ZR 19
Wheel Locking Kit
Carbon Fiber Rear Wing
Chin Splitter
Unique Chassis Tuning


「Mustang Shelby GT350R」の画像

↑ 「Mustang Shelby GT350R」のフロント画像、いかにも良く走りそうな外観をしている、何故かGT-Rを連想するシルエットだがこちらの方が個人的には魅力的、画像はネット上から拝借

「Mustang Shelby GT350R」のグリル画像
↑ 「Mustang Shelby GT350R」のグリル画像、フロントのリップスポイラーを見るとかなり空力を詰めているのが分かる形状だ、開口部が大きくチューニング度の高さを主張する、画像はネット上から拝借

「Mustang Shelby GT350R」のリア画像
↑ 「Mustang Shelby GT350R」のリア画像、リアはマスタングの雰囲気が良く出ているデザイン、カーボン製のリアスポイラーとデフューザーが付く、画像はネット上から拝借

「Mustang Shelby GT350R」のリア画像その2
↑ 「Mustang Shelby GT350R」のリア画像その2、リアフェンダーの膨らみがかなりのボリューム、リアタイヤは315/30ZR19というサイズを履いている、画像はネット上から拝借

「Mustang Shelby GT350R」のフロントホイール画像
↑ 「Mustang Shelby GT350R」のフロントホイール画像、19インチカーボンホイールを履くフロント、タイヤサイズは305/30ZR19、巨大な6ピストンのブレンボキャリパーがホイール一杯一杯だ、ホイールのロック方式はカーボンホイールなだけに少し特殊なようだ、画像はネット上から拝借

「Mustang Shelby GT350R」のリアホイール画像
↑ 「Mustang Shelby GT350R」のリアホイール画像、リアも19インチカーボンホイールに315/30ZR19という極太のタイヤを履く、キャリパーは4ピストンのブレンボ、タイヤはSタイヤのようなCUP2を履く、画像はネット上から拝借

「Mustang Shelby GT350R」のインパネ画像
↑ 「Mustang Shelby GT350R」のインパネ画像、少し古臭いデザインで古き良きマスタングを連想させる、ステアリングホイールはセンターマーク入りで下が切れたDシェイプ、チラッと見えるタコメーターによるとレッドゾーンは8,000rpmを超えたところだ、画像はネット上から拝借

「Mustang Shelby GT350R」のシート画像
↑ 「Mustang Shelby GT350R」のシート画像、レカロ製のシートが最初から装備される、いっそのことリアシートが無いのだからフルバケットシートにすれば良いと思う、表皮はMikoと呼ばれるスエード素材、画像はネット上から拝借

「Mustang Shelby GT350R」のリアシートがあった場所の画像
↑ 「Mustang Shelby GT350R」のリアシートがあった場所の画像、単純に軽量化のためにリアシートを廃止したようだ、どうせここまでやるならフルバケットシートを入れてリアシートがあった部分には補強を入れれば完璧だと思うのだが、画像はネット上から拝借



最近のアメリカ車でもハイパフォーマンスモデルは非常に垢抜けてきたと思う。今回の「Mustang Shelby GT350R」にしても最初からブレンボやレカロシートやミシュランのタイヤを装備している。パーツだけを見ればヨーロッパ車と変わりない。
エンジンにしても大排気量なのに非常に高回転型のエンジンだ。制御システムも非常に進歩していてヨーロッパ車とそれほど変わりないという感想を持った。
しかし外観は往年のアメリカ車の雰囲気を良く残していて少し懐かしいところも残っている。我々が思っているアメリカ車とは少し異なるが、ヨーロッパとの融合が進んでいるようだ。



今回はこのへんで
では